作家の三島由紀夫は『おわりの美学』というエッセイの中でこう言った。

世界が本当に終わるのならば、人間は何でもやりたい放題やったらいい。しかし、世界は終わらない。輪廻転生して永遠に続いていく。

終わらない世界において我々が何を怖れて生きているのか。

人格を侮辱しまくって動画を日本中に拡散したら名誉毀損で訴えられるだろうし、訴えられなくてもおそらく天の神様が許さないだろう。また、自分が政治家だといって年上のおとなしく気の弱い秘書を罵倒しまくって殴る蹴るの暴行をしたら逮捕されるだろうし、これも神様がちゃんと見ているだろう。などなど……。


「困ったもんだ。今の日本は全くよう。大馬鹿野郎のすっとこどっこいばかりだ……」