キング牧師「光の中を歩くのか、暗闇を歩くのか」

トランプの大統領当選で大きく揺れているアメリカですが、素晴らしい多くの言葉を残して当時も今に至るまで世界の人々に勇気と希望を与え続けた偉人は沢山いらっしゃいます。キング牧師(Martin Luther King, Jr., 1929年~1968年)もそのお一人です。

アメリカの牧師で、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者です。

いい言葉ですよ~!

是非、英語で声に出してそれを味わってくださいね!
言葉は音読で身につけていきます。しっかり声に出して身につけていきましょう!

※英文をクリックすると音声も聴けますよ!

(今日の言葉)

“Every man must decide whether he will walk in the light of creative altruism 
or in the darkness of destructive selfishness.”

Martin Luther King, Jr.


altruism【名】利他主義、愛他主義

destructive【形】破壊的な

selfishness【名】利己主義、自己中心


(日本語)

「私たちはみな、創造的な利他主義の光の中を歩くのか、

 破壊的な利己主義の暗闇の中を歩くのかを決断しなければならない。」

 キング牧師


いい言葉ですね~!


利己主義、これは、最終的にはつらく寂しいことになります。

孤立への道です。


利他主義、これは、明るさと楽しさを呼びます。

分かち合いと共存共栄への道です。


なぜ、こんなことが起きるのでしょう。

それは、こころに焦点を合わせると分かりやすいと思います。


こころは、人とつながると、その大きくなり、その明るさを増します。

分離すると小さく暗くなります。


利他主義とは、自分だけでなく、他の人にも心を配ることです。

こころを大きくして、他人のこころにたどり着くことです。

こころとこころがつながり、分かち合うことです。


利己主義とは、こころ小さく、自分の中だけに押し込めておくことです。

こころが分離して、ひとりぼっちになることです。


利他主義とは、なにも自分を滅して、奉仕することではありません。

自分のこころと人のこころを結びつけひとつにしていくことです。


こころは、結びつくと、大きく暖かく、明るくなります。

光のようなものだと考えると分かりやすいかもしれません。

光も二人分、二倍になれば、明るさと暖かさが増します。

結局、自分も相手も明るく、暖かくなります。


分離したままでは、暗いです。


今日の言葉は、そんなことが理解できるような素敵な言葉ですね!




★利他主義で、あなたも人も、明るく、暖かく、楽しくいきましょう!







僕が学生時代の知り合いの牧師先生の口癖は「絶対に“闇”は“光”に勝つことはできない!」でした。


「覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはないからである。」
(新約聖書・マタイによる福音書 )

「いちじくの木から教えを学びなさい。枝が柔らかくなり葉が伸びると、夏が近づいたことが分かる。あなたがたは、これらのことを見たなら、人の子が戸口に近づいていると悟りなさい。これらのことが起こるまでは、この時代は決して滅びない。天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」
(新約聖書・マタイによる福音書)

「人に惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがメシアだ』と言って多くの人を惑わすだろう。戦争の騒ぎや戦争の噂を聞くだろうが慌てないように気をつけなさい。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりである。…… しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。……」
(マタイによる福音書)


聖書やキリスト教は、かじった程度で深くは分かりませんが、聖書にはこんなことが書いてあります。