
今、大谷翔平投手が日本だけでなくメジャーリーグが最も注目する傑出したピッチャーだが、オールスターのパ・リーグの主力打者を9人連続でパーフェクトに三振に仕留めるという信じられない偉業を成し遂げた元阪神タイガースの江夏豊投手にはかなわない。
しかし、江夏氏も天才打者と言われた清原氏と同じように引退後に覚醒剤に溺れて、その天才的な投球技術を後輩に伝授するコーチや監督になることができなかった。
その後、江夏氏は解説者として復帰して頑張っておられるらしい。
安打製造機といわれ通算安打記録と4割に近づく高打率を誇った張本氏も正式なコーチや監督にはならず、今は御意見番になって「喝ぁ~~つ!」とか「あっぱれ~!」とか言っている(笑)
“名選手、名監督ならず”ということがよく言われるが、天才は普通の選手を見て「なぜ、こんなことができないのか?」と思うのだろう。
それに対して“努力型天才”というタイプは良い指導者になっているような気がする。
惜しい記録としては、江川投手がオールスター戦で8連続奪三振までいきながら、最後の打者に打たれた。
ともあれ、江夏投手のオールスター9連続奪三振の記録は、これからも永久に破られない空前絶後の偉業だろう!
P.S.
その試合で江夏豊投手は、打撃でも3ランホームランもかっ飛ばして、さながら江夏投手のワンマンショーのようだったらしい。