三島由紀夫氏が市ヶ谷の自衛隊で衝撃の割腹自殺を遂げたのが45年前の11月25日だったらしい。

Youtubeなどで三島氏の最後の演説を聞いてみると自衛隊員の野次がすごいが、その中に「マイクを持って来い」と言う声が何回か出ている。

自衛隊員は三島氏の肉声は、報道のヘリコプターの音などで、ほとんど聞き取れなかったらしい。三島氏の演説を聞きたいという自衛隊員もいたに違いない。

三島氏も美しく死ぬということが第一の目的で演説の伝わり方や自衛隊員が決起に同調するなど頭になかっただろう。

当時、三島氏ら楯の会の4人は総監を縛り上げただけかと思っていたら、総監を助けようとドアを蹴破って突入した自衛隊員達を日本刀でバッタバッタと斬りつけて「出ていけ」と叫んだらしい。

その内のお一人は重傷で命が助かる見込みは五分五分だったと聞いて、三島氏達は本当に酷い事をしでかしたんだなと思った。その方は命をとりとめて今もお元気な姿だったのが、せめてもの心の救いだった。

しかし、三島氏が命を懸けて日本の行く末を憂いて訴えた国を心から愛する気持ちに嘘偽りは全くなかったのは確かですが。

そして、アメリカの属国みたいになる危機感。日本古来の建国数千年の伝統の魂。それを大事に守りたかった三島由紀夫さん。

しかし、暴力では何も変わらない!この事は、声を大にして言いたい!

今日は、このへんで…。

(続く)