仕事ができるようになりたければ
「スピード」を身につけること。
前職のときに出会って
時間を忘れるほど夢中で読んでしまった本がある。
それがこの本。
- 採用の超プロが教えるできる人できない人/安田 佳生
- ¥1,365
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この本が会社にあり、借りて読ませてもらったところ
とても面白く興味深く、自分でも購入してしまうほど何度も読んだ。
私は人事担当でもないし、幹部でもなかったのだけれど
何がそんなに面白かったのかな?と
最近もう一度本を開いてみた。
企業側からの「人」と
「人」からしての企業と
採用する「人」の考え方と
働く「人」のこと
色々な側面からみた「人」と「企業」をうまくまとめてあり、
すべてに「なるほど!」とか「わかるかわる!」とか
思ってしまうような
厳しいことを書いているようだけれど
全くその通りで、私には共感できる一冊です。
学ぶところがたくさんあって
今読んでみてもやっぱり面白い。
そんな中から一つ、引用します。
仕事ができる人というのはいくつかの共通点があるが
「仕事ができる人=仕事が速い人」と置き換えても言い過ぎではない。
私自身、何万人という人を見てきたが
「遅いけれど仕事ができる人」など見たことも会ったこともない。
遅い人の大半は「私は仕事が丁寧だから、遅いのは仕方がない」と
考えるようだが、実際は仕事のスピードが速い人間は
間違いなく仕事のクオリティも高い。
これは、職人の仕事を見れば、一目瞭然。
仕事が速い人は手際がよく、質も高い。
ものすごく仕事が遅いけれど
おいしい料理を出す料理人など、今まで見たこともない。
仕事ができるようになりたければ、まず、
この「スピード」を身につけること。
どんな仕事をするときも、自分に負荷をかけて時間と戦うのだ。
たとえば自分のイメージで一週間かかると思える仕事を
三日間で終えるスケジュールを組む。
スピードは2倍。おそらく目が回る忙しさだろう。
実際は最初から三日で終えることは難しいだろうが
大事なのはその速さに慣れることだ。
短い時間で同じ仕事をこなせるようにするための
頭を使った工夫が必要になってくる。
これが仕事の「質」につながるのだ。
集中して手際よく仕事を終えると
実際に案外色々できます。
ボリュームが多いと思っても
本気で集中してやれば、できると思うのです。
そのためには「段取り」が必要で
優先順位と作業の段取り
効率よく進めるためのシュミレーション能力が
必要なんじゃないかと思います。
そしてこんな検定もあるんです
段取り検定