私たちは、お客様のご要望を聞きながら

それをどのようにすれば実現できるか、どのように見せれば伝わるか

などを考えて、形にしていくのがお仕事ですが


ウェブサイトのデザインを考えるときって

ものすごく感性が必要だなと感じます。


お客様のサービスのポリシーや内容を聞きながら

また、そのお客様の雰囲気を感じながら、お客様の好みを考慮しながら…


すごくスムースにその場でパァッーっと、その世界が広がる時もあるし

イメージは浮かぶが、どう表現して良いか考え込んでしまうときもあります。


スムースに世界が出来上がる時って、たぶんその「感じ」を知っているから

思い浮かべることができるんだと思いますが

全く知らないことになると、深く考え込んでしまうんだろう。


子供のころ、私はパズルと塗り絵が大好きでした。

パズルは、どんな絵になっていくかが楽しみで

形と形を見比べてつなぎ合わせるということに結構夢中になってしまう。

塗り絵は、ただの絵に色を付けると、とてもキレイになったり華やかになったり

または暗くなったりしてしまう。

そんなことで「色」の大切さを感じていたように思います。


大人になると、写真が好きになり

フレームの取り方ってセンスがいるんだということも

撮り方によって、全然違う写真になったりというところが面白くて。


そんなことで、景色や雑誌やポストカードなどを見るのが好きで

いろんなものを見ていました。


クラブイベントや何かのフライヤーって、カフェやレストランなどで良く見かけますが

片っぱしから取って、集めて、見ていたこともありました。


何気なく好きでやっていたことが

今「ウェブサイトのデザイン」という仕事ですごく生かされているような気がします。


目をつぶると、その人の「感じ」が絵になって現れるというか

形に表す世界観が見えるというか。

こういうと、なんかすごく芸術のように聞こえてしまいますが…(^^;)

そんな大したことはまだまだ出来ないのだけれども

でも、そういう「感性」をもっと知ることってとても気持ちがいいし

それによって、イイものができるかもしれないと思うとうれしい。


今まではただ好きで自然にやっていたことだけれど

これからは少し努力してやってみたいと思っています。


お客様の色を形にするという、難しいけれど楽しいことを

もっとうまくできるように頑張っていきたいと思っています。