多くの情報を自由に取得出来る情報社会。
インターネットや本、あるいは人間関係を通じて、本当に様々な情報がインプットされます。
身近なところでは「簡単に作れレシピ」「邦楽・洋楽ランキング」「現在上映中の映画情報」等々・・・
ビジネスにおいても、著名人の思考やスキル、あるいは経営における成功と失敗の体験など、情報キャッチのアンテナを広げれば、実に多くの情報を得られます。
私は専ら読書派ですが、やはりニュースや調べ物等はインターネットで検索しますし、人脈を通じて多くの方々とお話をさせて頂いています。
このような情報社会において大切な事は、獲得した情報の選択です。
「自分にとって重要な情報と、必要無い情報は何なのか」を考える事。
PCのハードディスクと一緒で、人間の脳も、保持出来る情報量には限界があります。
ある程度圧縮して蓄積する事は出来ますが、それでも新鮮な情報に押し込まれ、古い情報は引き出しに入れられてしまいます。
経験とトレーニングによって、脳の容量拡張も可能でしょう。
しかし、一気に大量の情報が流れ込む現在においては、容量拡張と同時に、取り入れる情報の選択も非常に大切なスキルであると思います。
そうでないと、重要な情報は容量オーバーでいつしか消去されてしまう可能性もある。
では、どうやって選択するのか
まず最初に、自分の中での価値基準を定める事だと思います。
人によって、情報の優劣は違います。
その優劣が何によって決まるかと言えば、やはり自分の価値基準でしょう。
仕事においても、やり方や考え方が違えば、当然必要と感じる情報は違います。
身を置く業界や職種によっても、当然違いは出てくるでしょう。
自分のビジョン、考え、現状等のあらゆる角度から、自分の価値基準を明確に持つ。
もちろん、今の自分に満足することは危険ですので、多少その基準から外れた知識を取り入れてみる事も大切です。
そこから新しい発見を得られる事もあります。
しかし、コロコロと考えを変えるのではなく、まず自分の基準に則って情報を選択してみる。
そうでなくては、自分の基準が正しいものであるかすら、気付く事は出来ません。
ちなみに、私の場合、仕事においては「効率化」が重要であり、限られた時間で最高のパフォーマンスを実施する事を常に心掛けています。
スピードを高め、より短い時間で多くの仕事をする事に重きを置いています。
最近良く言われる「ワーク・ライフ・バランス」の実践であると言い換えても良いでしょう。
それであれば、例えば「時間管理」「IT活用」「整理術」と言った、効率を高める為の情報に広くアンテナを立てる事が重要です

そして、何か情報を得た場合には、「業務を効率化する上で、どの程度有効であるか」を基準として考える訳です。
このようにして「重要な情報を選択」する事で、蓄積される情報をより濃密にする事が出来、自らが目指す方向へ、ブレる事なく成長出来ると考えます。
これは私の考えですので、決して正しいとは言えませんが・・・