4回目の90年代初頭のパチンコ台回想です。
90年に業界初のカラー液晶モニターを搭載した麻雀物語が登場して、当時でもパチンコは「ハイテク機になった」等と報道されていました。
私はコンピューターの専門家ではなく知識もありませんが、それでも今のパチンコと比べると格段にセキュリティレベルは低かったのではないかと思っています。
今のパチンコ台でガラス戸が開けられると、どのメーカー台もけたたましい音が鳴りますが、当時は無音・・・つまり何もありませんでした。店によっては扉が開くと防犯カメラが反応するようになっていた店が、特に90年代の中盤以降には増えたようですけれども・・・。
大当たりで開くアタッカーに関して、今はそもそも当たり時以外は開けられないようになっていたり、無理矢理こじ開けて玉を入れても払い出しがなかったりするようです。
90年代初頭はアタッカーを手で開け玉を入れて払い出しを受けることは可能でした。
大当たり中の台トラブル等で店員に出玉調整をやってもらう際や閉店時の出玉保障等は、実際この方法がとられていました。
今は今でゴトはあるのでしょうが、90年代には台を開ける・磁石を使う・アタッカーを無理矢理開ける等のゴトがまだまだ存在したようです。
私は実際にゴトの場面に遭遇しています。
かなり古い記事で恐縮ですが、ブログにも書きました。(ゴト師に出会う① | 懐かしパチンコ回想ブログ)
要約すると
フィーバービューティフルⅡを打っていた際に2人組の男が近くで打ち始めたが、最初の投資以来投資がないことを不思議に思って見てみると・・・下皿に手を突っ込んでおり、セルゴト?で時々アタッカーを開けていた模様。
どうしたもんかと落ち着かないでいると、その男から、3000円やるからどいてくれと言われ、言われた通りそそくさと離れる。
別フロアにあった京楽のアップルラインに移動して打ち、この日の自分はフィーバービューティフルでちょい勝ち+もらった3000円+アップルラインで勝ちでトータル3万くらい勝ってめでたしめでたし・・・ゴト師のことは通報できずにいたってことでした。
ゴトを見たのはこの1回きりなんですが、実際には昔も今も多いのかなと想像しています。
対策がとられるとその上を行く・・・そしてまた対策される・・・その繰り返しではないかと思います。
パチンコ台の進化とセキュリティの進化は常に並行状態なんでしょうね。