今もなくはないのでしょうが、昔のパチンコはパンクが付き物でした。

パンクもゲーム性のひとつと言えたと思います。

思い出深いパンクネタを紹介して書こうと思いましたが、昔からパチンコしていた方にとっては特に珍しくもない普通のことになると思います・・・。今回は羽根物のみ。

 

まずはビッグシューターです。

有名過ぎる機種です。羽根が玉を拾いやすい構造で遊べるところが好きだった点です。

通常はローター役物がグルグル回っていて、穴を抜けた玉のみV入賞のチャンスがありました。

見事V入賞するとローター穴が正面を向いて停止し、ローター左右に玉を貯留できるようになります。

貯留されるので後続の玉が通常よりも穴を抜けやすくなり、継続をサポートするという仕様でした。

 

ところが、貯留の解除がやけに早く(多分4カウントくらい??)、解除されるとローターが回り始めて通常と変わらない状態になります。

それを回避するために、貯留は片側にする(≒片側の羽根から拾わせる)のが継続率を上げる定番手段となっていました。

でもこれがなかなかうまくいかなかった・・・片側から拾わせても、玉が左右に散ってしまうことがよくあったものです。

ローターが回りだし、『やばい、パンクする!』と焦る中、最後に拾われた玉がローター穴を抜け・・・『やった!!』と思うと無常にも斜めに転がってパンクってこともありました。

 

次にこれまた有名なマジックカーペット

この機種は、役物に飛び込みさえすれば、いつでもV入賞する可能性があったこと・V入賞が割と容易だったこと・そして何よりもゲーム性を盛り上げる音楽が良かったですね。

 

大当たりになるとカーペットに玉が貯蓄され、何カウントかで解除され、貯留玉が一斉にVを狙う豪快さが楽しいものでした。

玉がうまいこと?Vを避けてしまうとVゾーンが左右に動き出し、打ち手を焦らせる音楽に変わります。これは良く出来てた。

最後の玉も無常にVをハズレ、『終わった・・・』と思っていたら余計に拾った11個目の玉がVに入って復活!ということもよくありました。

 

全くの余談ですが、マジカペのVゾーンは宝箱の絵にVが描かれてるのは画像でも分かる通り周知の事実ですが、私は初めて見た時、ライオンの顔が描かれてると思い込んでいました。

完走時もパンク時も、大当たり終了後には「デ~レレレ~デレデレレレレ、ジャン!」という音楽が鳴り、パンク時は妙に腹立たしかったです。

前のビッグシューターは終了後は「ブッブー」と、嬉しくない効果音が流れていましたが、こういうのは定番だったんでしょうかね。

 

次にOL娘

これは・・・前2機種ほどは有名じゃないと思いますが、当時は三共初のイメージキャラクターHi-Meをモチーフにし、オロチョンパに続いてのタイアップ機として話題性はあった・・・と思います。

そういえばHi-Meの方々は今何をしてるのでしょうねぇ・・・私と同世代のはずです。

 

役物の詳しい構造は覚えていないのですが、この機種はパンクした時に『 も~サイテ~ 』という音声が流れるんですよね。

これが腹が立ったので、そこはよく覚えてます。

あとは大当たり中に流れる音楽も覚えてますね。確か実際にCD化されてたと思うんですが、どれだけ売れたのだろう・・・今も持っている人がどれだけいるのだろうと、パチンコ以外のとこに興味があります(笑)