少し間が開きましたが・・・思いを共有できない台の第三弾、三星の『 スクランブル 』

かなり昔にブログで取り扱ってるんですが・・・大当たり確率1/200の一般電役機です。

西陣のハニーフラッシュセブンという同じく一般電役機と同時に新台として入ったのを覚えています。

1992年くらい・・・かな?

当時私はスクランブルをよく打っていたのですが、常連客でも私の友人間でも好んでよく打つという人は一人もいなかったような・・・

ハニーフラッシュセブンの方がまだメジャーかもしれませんね。

しかし私はスクランブルの方が好きだったのですが、この台のことを共に話せる人は一人もいない有様です。

ハニーフラッシュセブンよりスクランブルの方が出玉が多かったのと、ゲーム進行(デジタル回転時間)がスクランブルの方が速かったと思うんですよね。また、ハニーフラッシュセブンは一般電役でありながら大当たり中にデジタルが回らずデジパチと一緒でした。

そのことが嫌いだったというわけではありませんが、電役らしくないなと思ったものです。

↑これはハニーフラッシュセブン

 

それにしても、現Sansei R&D 当時の三星はメーカーとしても、失礼ながらどちらかというとマイナーメーカーでした。

当時のメーカー勢力図は私のイメージで・・・

上位メーカー 三共・平和・西陣

中堅メーカー 三洋・大一・奥村・ニューギン・京楽・豊丸・マルホン・藤商事

下位メーカー 三星・高尾・銀座・太陽電子・まさむら

※サミーは私がパチンコを始めた頃はまだパチンコに参入していなかったので除外

 

三星は随分躍進したなと思いますね。

当時三星は今ほど強いメーカーではなかったわけですが、私は好きな台が多くあり(オークス2、ポンポンガール、麗ギャルズ等)、結果として好きなメーカーでした。

三星の台はバネ等ハード面があまりよくなかったですけどね。

 

三星のスクランブルは、機種名と盤面、デジタル図柄、音楽(軽快なリズムの音楽でした)との親和性が今考えるとよく分かりませんが、

当時そんなことはどうでもよく、高確率でありながら一回の当たりで4,000個近く獲得出来る出玉が最大の魅力でした。

ヘソの賞球ゼロで当たらなければ玉がガンガン減る台でしたが、ボーダー以上回れば玉持ちが悪い分スピーディーにゲームが進み、持ち球遊技になれば勝ちが約束されたも同然の台でした。

 

一般電役なので電チューへの入賞具合で多少出玉が変わります。

最初に開く電チューに玉が入らないと出玉ゼロ。

大当たり中もデジタルが回るのでそれによる自力連チャンがありますが、電チューの空きメモリー分しか出玉は増えないので、あまり早く連チャンしてしまうと引き損になる台でした。こういうのは今もそうなのかな。

この辺は大人気機種のナナシー(豊丸)と考え方は全く同じです。

 

デジタルに予告等なく、ノーマルリーチの他ノーマルから音が激しくなるスーパーリーチと、当たり図柄とその次の図柄を行ったり来たりするスーパーリーチ(こちらは大当たり確定でした)があっただけのいたってシンプルな台でした。当時はこれくらいのシンプルさが普通でしたね。

 

当時の三星は一般電役機を多く出していて、オークス2、杏仁豆腐、小籠包、フーリガン等ありました。出世街道という台もあったな~と思い出しましたが、これはデジパチでした。どれもデジタルがカラードットで雰囲気が似てるんですよね。

この台から醸し出される三星らしい雰囲気が好きでした。

ゴテゴテしたおもちゃが台枠に付いていなくても、遠くから見て一目で三星の台だ!!と分かったものです。

 

三星のスクランブルは現在ネット上でも情報がほとんどなく、打った経験は貴重だったのかななんて思います。