本ブログを開始したのが2009年。

投稿数は滅茶苦茶少ないのですが・・・大抵印象に残っているエピソードは書いてきました。

しかし、記憶の彼方に消えていたことが思い浮かんだもので、ちょっと書いておこうかな。

 

お店は熊本市竜田のエンペラー(現在は別店舗になっている模様)。

私が初めてパチンコを打った店で、絶対に忘れられない店でもあります。

 

ここには大一商会の一般電役フルーツパンチが向かい合って2列・・・40台程度設置されておりました。

 

全国的な大ヒット機種だったと思うのですが、熊本市での設置率は非常に高く、ない店を探す方が難しい位設置されていました。

私が通っていた頃、エンペラーには一発台が設置されておらず、フルーツパンチは専ら一発台の代わりに設置されていたと思います。

釘調整で出玉が多少変わる本機ですが、1回の当たりで3500~4000個くらいの調整だったと思います。

当たる度に全ての出玉を交換する1回交換でした。最近のパチンコしか知らない人にとっては違和感ありありだと思いますね。

 

当時のエンペラーには4000個箱はなく、店内にあったのは800個箱(小箱)、1800個箱(中箱)、2500個箱(大箱)の3種類でした。

フルーツパンチが大当たりすると、店員が800個の小箱ひとつと中箱を2つ持ってきて、中箱は足元に置き、出玉は小箱に取って中箱に移す作業が大当たり中ずっとありました。

これが結構めんどい作業だったわけですが、大当たり中だったので嬉しい悲鳴というか、出玉の洪水で大変だよアピールに一役かっていたとは思います。ご存知の通り25%の強力な連チャン性もあったので、連チャンするとなお忙しくて大変でした。

 

この大人気機種フルーツパンチですが、設置が長くなると音が出なくなる無音台が結構ありました。

エンペラーには特に多かったような気が・・・。

今だとどうなるのか分かりませんが、当時は音が出なくても皆普通に何事もなかったかのように打っていたものです。

今考えると、空き台があるのなら音が出る台を選んで打てばいいのにと思うのですが、なぜだか無音なのを我慢して打つこともしばしばありました。特別その台の釘が甘いなんてこともなかったのですが・・・

 

で、このフルーツパンチ。デジタルが揃ったら即右打ちして盤面右側一番上の電チューに玉を入れないと大幅に出玉を減らしてしまいます。(1個も入らなければ出玉ゼロ)

今の台みたいにご丁寧に右打ちしろ!と台から音声や画面で指示するものもありません。

というか無音台だと当たろうがどうなろうが無音です。

 

そのため、いつ揃うか分からないデジタルに注目しておかないといけないのですが(笑)、これがよそ見してる時に限って揃うことがあったんですよね。

出玉が2000個に満たないこともありましたが、当時の私は文句も言わず1回交換のルールにも従っていたのが不思議な感じです。

 

以上、ふと思い出した出来事でした(笑)。

フルーツパンチもう1回打ちたい!音付きで