20年近く前の台の話なんだが・・・大分現在に近づいた感じがしてきた。

 

しばらくドラム台を出さなかった三共が、久しぶりに発表したドラム台が、フィーバーカジノシリーズ

現金機版と、CRで2機種あったが、私はCRフィーバーカジノRXしか打っていない。

確変の5回リミッターが外され、パチンコ熱がまた盛り上がりそうな時に登場した台で、もちろんリミッターはない。

 

これまでのドラムよりも更に大きくなり、ドラム下地は金色のゴージャスな物。

盤面の雰囲気も含め、絶対これは売れる!と思った。

 

ドラム演出としては、アラビアンで初搭載された、ドラム全体がガタガタ揺れるアクションがデフォルトのアクションになり、ノーマルリーチで揺れる。

また、1コマ以上の『大きく動く逆回転』が初めて搭載された。

この動きがあるのは右リールだけで、テンパイ確定になるだけで信頼度が特に上がるわけでもなく、動くコマ数が確か5コマの固定だったと思う。

バックライトのフラッシュをゲーム性に入れたのはこれが初めてかもしれない。

白フラッシュでリーチ確定。赤くフラッシュすればフィーバークイーンのドラム回転音が流れ、激熱予告となっていた。(プレミアと呼ばれるようなものでもなかった。出現率激低ということはなく大当たり確定でもなかった)

最終停止の中リールでのアクションはこれまでのドラムパチンコにはなかった凝った動きだった。

ざっくり言うと中リールが長く回るロングリーチの他、2種類のスーパーリーチがあり、更にその上位版のスーパーがあった。

ドレミの音階を使ったアクションがあったが、三共はこの機種以降ドレミの音階を使ったドラム機を複数出している。

ロングリーチが1コマ過ぎて外れた時に、全てのドラムが動き出す全回転リーチに発展する可能性があった。

図柄が揃った後、リールロックのように半コマ上に動くと図柄再抽選。

ドラム機で図柄再抽選機能があるのはこの機種が初めてだったと思う。

だが、再抽選で昇格する割合は低かった。昇格して確変になるよりも、確変図柄がそのまま当たることの方が多かったと思う。

アラビアンやメガクイーンにあった連続予告アクションは、この機種には搭載されていなかった。

 

待望のドラム機ということもあり、CRフィーバーカジノRXを結構打ったが、長く打つと、当たるパターンにあまり意外性がない(2種類のスーパーの上位版待ちになりがちだった)と感じるようになり、そう思い始めたらパタッと打つのをやめてしまった。

私の気持ちがそうなる頃に、店からも外されたという感じだ。

 

そして次に打ったのがフィーバーセブンフラッシュ

これもCRと現金機とあったが、珍しく両方共よく打った。

結論から言うがこの機種は非常に面白かった。名機だと思う。

また、ゲーム性・ドラムアクションもひとつの完成形に達していたように思う。

 

フィーバーカジノよりもさらに予告やリーチアクションが増えたが、音とフラッシュもうまく使い、飽きさせないゲーム性になっていた。

個人的には様々なアクションを見ながら通常時にそこそこ当たる現金機の方が好きだったかな。

 

これまでのドラム機との違いとしては・・・

これまでは最終停止リール(中リールが多かった)のアクションをどうするか?ということを考えてメーカーは台を作っていた気がするのだが、この機種では3本のリールを伴って展開されるリーチアクションが増え、ドラムらしさが生きたと思う。

シンプルながら図柄配列も工夫し、ゲーム性に取り入れている。

そして最も有名な話でチャンス目の概念を作ったところ。

 

フィーバーセブンフラッシュで好きなのは、赤光予告。バックライトが赤くなれば大当たり確定!

全回転はなかったが、枠外に図柄が揃った時に起きる可能性があるラストチャンスリーチも好きだった。

まぁ、枠外に揃っても滅多にこのアクションは起きない(逆に起き過ぎてもいけないだろう・・・)が、このアクションも非常にドラムの特性を生かした演出だと思った。

 

何度かブログで書いているのだが、この機種は復刻を望む。

確率や出玉等は変えないといけないだろうが、ドラム関係は全て当時のままで良い。

SANKYOさん、マジでお願いします。