三共のドラムを振り返る第6弾。

 

フィーバークイーンの次はフィーバールーセントD1

大同なので三共ではないのだが、まぁ仲間ということで。

ドラム機の中でよく打った機種である。

 

この機種のドラムのポイントは大きくは3つ。

①業界初?の6ライン機

②どこからでも再始動

③第2停止リール(中リール)が再始動してテンパイする

 

従来の5ラインから上に横一本のラインが追加されたわけだが、あまりゲーム性に関わることもなく、お得感も特にはなかった。

どこからでも再始動するのは期待感の持続という意味で良かったと思う。

クイーンと同じように1コマだけの逆回転があったが、こちらは1コマ過ぎて完全に停止したと思った瞬間にヒョイっと持ち上がり、クイーンよりも動きが滑らかだった。この辺りも進歩だろう。

再始動した後にテンパイするのは、フィーバーオールセブンⅡと同様なのだが、オールセブンは通常停止のままリーチになることがあるのに対し、ルーセントでは必ず再始動してリーチになるようになっていた。再始動前で既にテンパイしていた場合は、必ず再始動して別ライン上でテンパイするようになっていた。

 

地味なところでは、当時のドラム機では少なかった、保留の数に応じた回転時間の短縮機能があったのも特徴。

保留3個目と4個目の回転時間が短くなる機能だが、フィーバークイーンやキングにはこの機能はなかった。

 

次はフィーバーネプチューン(CR版と現金機版)

連チャン機規制とCR機の導入とドラム機として業界初の『丸い枠』ナスカ枠とが重なった記念碑的な機種。

三共のドラムパチンコで、初めてスーパーリーチが搭載されたのはこの機種ではないかと思っている。

当時はまだトップメーカーではなく中堅メーカーだった三洋の、アメリカンドリーム風のリーチアクション(当たり図柄前後のみコマ送り)と、全回転リーチがあった。

↑私がよく打ったアメリカンドリームⅤ

 

この、アメドリリーチ(当時はよくこのように言っていた)は、CR版にはなく現金機版のみにあった気がする。なぜだったのか??

全回転リーチは深海竜巻リーチと名前が付けられ、配列の関係で期待度が変わりハズレることもあった。

全回転リーチは最近の大抵のデジパチにあると思うのだが、この頃がまさに黎明期であり、当時は大回転リーチと呼ぶこともあった。

 

フィーバーネプチューンはワープルートが独特だったことと、音質が(詳しいことはわからなくて言えないが)各段に良くなったことも特徴。

色々と今でも歴史に残る機種と言えるのだが、実は当時私はあまり打っていない・・・・。

当時ノーマル機はフィーバールーセントD1を明らかに多く打っており、CR機では黄門ちゃまを最も打っていると思う。

当時はCR機を敬遠気味であり、CR機を打つのであれば、まだ残っていた現金連チャン機(フィーバークイーンⅡやキングⅡ等)や爆裂アレパチ(アレジンやアレンジマン)、権利物(ダイナマイト等の爆裂物の他カーニバル等の回数固定の権利物)、電役機(フルーツパンチ、勝負伝説、ナナシー等)を打ちたいと考えていたので、現金機が多く残っていた時代には、CR機はあまり打たなかった。

思い起こすと、面白い機種がたくさんあるいい時代だった。

 

あまり打たなかったのだが、フィーバーネプチューンのドラム回転中、リーチ中、大当たりファンファーレ、大当たり中、大当たり終了後の音楽全てを覚えている。それだけ耳に残る音楽だったと思う。

 

今回はここまで。