例によって超久しぶり・・・約9ヶ月ぶりの更新です。

完全自己満な備忘録ということで(*_*)10年に渡ってこんな感じで続けております。

 

さて今回の思い出機種は大同のデジパチ、フィーバーテキサスDだ。

↑フィーバーテキサスD(大同)

大当たり確率 1/211

賞球 7&15 出玉約2300個

ノーマル機

 

登場次期は1995年(平成7年)の連チャン規制後でCR機が台頭し、現金機デジパチは元気がなかった時代だ。

この機種も当時の状況が反映された、確変も連チャンもないノーマルデジパチである。

メーカーが大同ということで、幅広く設置されていた機種ではない。

ハッキリ言えばマイナー機だと思うが、とても面白く、いい機種だったと思う。

 

大同というメーカーと三共との関係を、私はいまだよく分かっていないのだが、イメージ的には三共の関連企業、提携企業、子会社?のようなイメージだった。

出す機種は三共が出した機種の大同バージョンといったものが多かったが、以前紹介したフィーバールーセントD1の大ヒットを経て大同もオリジナル機を出してきた印象だ。

↑フィーバールーセントD1

これもノーマル機だった。

 

大同オリジナルといってもパーツは三共の大ヒット機種フィーバークイーンⅡの物を流用しているのが一目で分かる。

フィーバークイーンのパーツは、サミーのパチンコにもよく流用されていたが、それだけ汎用性があったということだろうか。

 

機種名は『テキサス』盤面には『WESTERN』の文字で、まぁ西部劇をモチーフにした機種だったが、ドラム図柄はコミカルなもので誰でも親しみやすいものになっていた。

基本的に図柄は並行に揃う形に配置されていたが、荷馬車の荷台?の図柄とピストルの図柄だけは、ドラム機ではお約束のクロステンパイになるように配置されていた。下のような感じです。

 

特徴としては図柄はコミカルだったが音楽もコミカルなもので、三共によくあった宇宙系の機種とは全然異なるものだった。

そしてこの音楽がやけにウルサイ・・・特にリーチがかかった時は賑やかなものだった。

当時はまだ打ち手が操作できるパチンコ機の音量調節機能はなく、ウルサイと思っても我慢するしかなかった。

 

ドラムの停止順は左→右→中なのだが、リーチがかかる時は右ドラムが停止する前からフライングでリーチ音が鳴るようになっていた。

このフライング機能は、有名なところではエキサイトジャック2などニューギンがよく使っていた印象が強いが、三共もフィーバービューティフルⅡやフィーバーファンタジーⅢ、フィーバーファイターⅠ等・・・・結構な頻度でフライングリーチ音を採用していた。

←エキサイトジャック2(ニューギン)

←フィーバービューティフルⅡ

←フィーバーファンタジーⅢ

←フィーバーファイターⅠ

 

リーチになると、中ドラムは準備運動のように1周した後ドラムスピードが少し遅くなり音楽もちょっと変わっていく。

この辺りの流れはもろにフィーバークイーンと同じである。

音楽が変わった後そのまま停止して当たることもある。これがいわゆるノーマルリーチ。

ノーマルで図柄を過ぎた後さらに音楽が盛り上がってもう1周回るとロングリーチ。これで当たることも当然ある。

ノーマルで図柄を過ぎた後、中ドラムが高速回転に変化することもある。高速リーチと呼んでいいだろうか。

高速リーチになったらあとは当たりで停止するのを待つのみだが、ここにあげたノーマル、ロング、高速いずれも信頼度はそんなに高いものではなかった。しかし当たる時はこのいずれかで当たることが多かったので、よく言えば毎回リーチにはそこそこの期待が持てた。

この中で、私の記憶ではロングリーチのみ該当図柄が半コマほど通り過ぎた後戻って当たるパターンがあった。

フィーバークイーンやフィーバーキングのように1コマか2コマ手前で止まって落ちてくるとか、過ぎて停止した後1周回って当たるとかのパターンはなかったような気がする。

 

一番期待が高かったのは、先に述べた荷馬車の荷台図柄とピストル図柄以外の図柄が全て揃った状態で回る全回転リーチだ。

これは打ち手を煽るように全図柄が揃ったまま1コマずつ進む。

信頼度は結構高かったが記憶の体感では70~80%くらいだろうか。

一般電役のナナシーの全回転のように90%超ということはなかった。ハズレも珍しいことではなかった。

ハズレる時は唯一揃っていない荷馬車の荷台とピストルの図柄のとこで停止する。

プレミアというほどお目にかかれないものではなく、時々出現していたが当たる時の頻度としては全回転よりも上の3つのリーチの方が高かった。

↑豊丸の一般電役の大ヒット機種ナナシー

私はそれほどこの機種を打ち込んではいないのだが、全回転でハズレた経験がない。

大ヒット機種だった理由は打ってみてもわかるのだが、私にはリーチ時間が長いのがどうも好みではなかった。

 

話を戻すと、フィーバーテキサスDのリーチアクションはこれだけである。

しかし、これだけで十分面白かったし、今打っても多分面白いと思う。

余計な煽りや、オモチャがガチャガチャ動くこと等全く必要ない。

 

次回はフィーバーテキサスDの予告アクションと、私が打った時のエピソードを紹介したいと思う。