たまたまではあるのだが・・・3回連続奥村の機種・・・今回はフリークアウト。

↑フリークアウト(奥村)

大当り確率 1/243

賞球 6&13

出玉 約2000~5500個

1回OR3回権利物

 

時期としては前回扱ったクレイジーホースよりは少し後1994年~95年にかけて打った機種だ。

台枠がクレイジーホースの物から新しくなっている。

このフリークアウトで使用されていた台枠時代の奥村の機種も色々と打っている(ブログ内で扱った機種としては「ドリームグランプリ」がある)のだが、私は奥村と言えばクレイジーホースで使われていた台枠がやはり印象深い。

パチンコを打ち始めた頃、奥村のドリームWとローリングセブンをよく打っていたことが大きいと思う。

何度か書いていたかもしれないが、特にローリングセブンは多く打っていて、今パチ屋に設置されていても絶対面白い機種だと思うのだが。

 

今回はフリークアウトだった。

フリークアウトは権利物であるが、登場時期としては連チャン機に規制が入り、様々な権利物・一般電役が登場した頃になる。

それまでの権利物といえば2回固定か又は3回固定の権利物だったのだが、フリークアウトは当たり図柄に応じて権利回数が変わる、新しいタイプの権利物だった。

 

ヘソが完全な通過チャッカーになっていることも特徴で、玉持ちはメチャクチャ悪かった。当たらなければガンガン玉が減る。

 

表示は画像の通りシンプルな7セグ方式で、自分好みの表示だった。私は一番好きな表示形式はドラムで、次に7セグだ。

前回扱ったクレイジーホースのようなドットが嫌いだったわけではないが、揃った瞬間の気持ちよさが7セグの方が上だった。

このフリークアウトの7セグは、意識したのか知らないが大一のフルーツパンチや豊丸のドンファンに非常に似ていた。

数字に赤と緑2色ずつあるところが特にそっくりである。

↑フルーツパンチ(大一)

旧要件の一般電役。表示は7セグで数字は赤と緑の2色があり、緑はハズレ

 

↑ドンファン(豊丸)

高確率の一般電役。表示は7セグでやはり数字は赤と緑の2色があり緑はハズレ。

 

よく似ていたわけだが全く同じではなかった。

大きな違いは停止順(並び順といえば良いか・・・)。

フルーツパンチもドンファンも、並び順は緑3赤3緑4赤4・・・という風に緑が赤より前になっているが、フリークアウトは逆で赤が先になっている。

ドンファンは0~8までの数字しかなく9がない。こういうのはアレパチのアレジンやアレンジマンに似ている。

↑アレジン(藤商事)

爆裂連チャンアレパチ。表示は1~8の数字のみ。当たりは奇数のゾロ目

↑アレンジマン(藤商事)

爆裂連チャンアレパチ。表示は1~8の数字のみ。当たりは3と7のゾロ目

 

フルーツパンチの7にはカギがあったが、フリークアウトにはない。ドンファン・アレジン・アレンジマンにもない。

以前にブログに書いたが、私はカギがない7の方が好き。

 

表示について長々と書いたが、フリークアウトの場合は中出目が色違いでも当たりになる。これはフルーツパンチやドンファンとは最も異なる点であるとともに重要なことである。

フリークアウトは、中出目が赤で当たると3回権利、緑で当たると1回権利になる、権利回数が変動する新しいタイプだ。

新要件初期の時代には、権利が2回か又は3回に固定された権利物が多く登場し、連チャンデジパチ全盛の頃には3回権利物のカーニバル、連チャン3回権利物キューティーバニー等々のヒット機種が登場したが、連チャン規制がかかった頃から権利物も様々なタイプが出てくるようになった。

フリークアウト同様に、図柄に応じて権利回数が変わる機種としては、ニューギンのトリオ

↑トリオ(ニューギン)

大当り確率 1/260

見た目はカーニバルそっくりだが、図柄に応じて3回・2回・1回と権利回数が変わる権利物

 

また、大当たり後の1回転目の中出目が奇数か偶数かで確変状態になる、変則的な機種も登場した。

↑ピンボール(京楽)

大当り確率 1/235

大当り後の1回転目にこの機種の面白さが凝縮していた。

近年の京楽しか知らない人からすれば、信じられないくらいシンプルなリーチアクション

 

フリークアウトは表示はシンプル。ゲーム性も分かりやすいものだった。

大当り中出目が赤になるか緑になるかは1/2で、完全に運まかせである。

デジパチ並の1/243という確率で、うまくいけば3回権利が続きウハウハ・・・となるわけだが、この『 1/2 』という確率はなかなか手強いと自分は感じている。

京楽のピンボールや一時期のCRデジパチの確変率もそうであったが、特に現金投資時に悪い方に偏ってしまうとかなり高い確率で負けてしまう。

なので、これらの機種をあまり好んで多く打つことはなかった。

1/2確変タイプのCRデジパチが多かった時代は、正直ほぼこういう機種しかなかったので、その限りではないが。

 

権利物は好きだったのだが、比較的安定している2回権利固定タイプを多く打ったと思う。

フリークアウトは好きな7セグで、リーチもノーマルと点滅するスーパーの2種類のみ(だったと思う)なのも好みで、当たると気持ちいいものだったが、実践は熊本市下通のコア21でしかない。

収支は覚えていないが、大勝ちも大負けもしていないように思う。