今回は、平和の弾丸物語SP



↑弾丸物語SP(平和)

大当たり確率 1/200

賞球7&15 出玉約2300個

ノーマル機


ちょうど、業界はダービー物語事件を皮切りに、連チャン規制が始まった頃で、世に出るパチンコ台のほとんどがノーマル機になっていた時代である。

その中でもこの機種は、三共のフィーバービューティフルⅡと、大同のフィーバールーセントD1と並んでノーマル機の人気を争っていた。



↑フィーバービューティフルⅡ(三共)

大当たり確率 1/200



↑フィーバールーセントD1(大同)

大当たり確率 1/201


フィーバールーセントD1のみ確率の分母が1個大きいだけで、他のスペックは全く同じ。

出玉と確率は限界値の機種だ。

今のパチンコはどうなっているのか知らないが、1990年のパチンコの要件の改正において、基準値という概念が採用されることとなった。


基準値=(ラウンド数×カウント数)/大当たり確率


上記の基準値が0.8以下でなければならない・・・というもので、弾丸物語SPの基準値は0.8である。

この改正がある前は、デジパチの確率は一番良くて1/200という決まりだった。

1/200よりも当たりやすいデジパチを作ることが出来なかったのだ。

だが新要件になり、基準値を満たせばOKということで、「確率が1/200を切るけれども出玉が少ない台」を登場させることが可能となり、実際にそのような機種が登場した。


しかし・・・一般のパチンコファンにとっては、確率の多少の大小よりも、出玉の大小の方が重要だったようで、当たりやすいけど出玉が少ない機種は、ことごとくマイナー機になっていた。

これは現在もそうだろうか。私が見てきた中では、多少当たりにくくとも出玉の多い機種、出玉の瞬発力のある機種がウケる傾向にあると思う。


私は、爆裂連チャン機のアレジン等を好んで打っていた事実はあるものの、総じてローリスクの台を好む。

なので、当たりやすいけど出玉が少ない機種は大歓迎だった。

パチンコの連チャンがなくなり、確変機もうまく活用されたヒット機種は少なく、CR機が台頭する前の、当時のパチンコを悪く言う人は多い。

まだ時短という言葉も存在しなかった。

私も連チャンがなくなったことは寂しかったし、悔しかったが、ノーマル機ばかりのこの時代は、別に嫌いではない。

大負けが少なくなり、遊びやすかった。


とは言っても、こんな私でも「出玉が少な過ぎる機種」は性に合わなかった・・・

ワガママな奴と思うかもしれないが(汗)

具体的には以下のような機種で、全然ノーマル機ではないのだが・・・



↑ファンキードクター(マルホン)

大当たり確率 1/53

賞球5&11 最高継続ラウンド3R

出玉約300個

1/15で時短突入 14/15で継続




↑ポップカルチャー(西陣)

メーカー発表大当たり確率 1/48

実質初当たり確率 1/241

出玉約400個の一般電役


近年では、当たり図柄や状態によって、出玉が数百個の機種があるようだが、自分としては、せっかく当たったからには1000発程度の出玉は欲しいと思う。


弾丸物語SPの話からどんどんずれてきている感じがする。

次は主にリーチのことを書き、タイトルの意味を書きたいと思うが、長くなりそうなので今回はここまで。