今回は宝島。一世を風靡した京楽の大ヒット機種だ。



↑宝島(京楽)

大当たり確率 1/235

賞球7&15 出玉約2300個

7で当たれば以後5回当たるまでミニデジタルが高確になる確変機


宝島というと、私の世代的にはアニメの宝島が懐かしい。

タイトルは知らないが、主題歌を今でも覚えている。



この絵面と主題歌は覚えているのだが、話の内容は全く覚えていない。


パチンコの宝島は、このアニメの宝島とは全く関係がない。

今ならばタイアップでもするのかもしれないが・・・タイアップとしてはマイナーだな。


宝島が登場する前の状態を少し書くと、まず始めに京楽から「フルーツパラダイスAA」という機種が発表された。



↑フルーツパラダイスAA(京楽)

大当たり確率 1/236

賞球7&15 出玉約2300個

前15種の図柄のうち、3、7、苺で当たれば次回までミニデジタルの確変


この機種登場後、宝島の直接の前身となるフルーツパラダイス2が登場する。



↑フルーツパラダイス2(京楽)

大当たり確率 1/235

賞球7&15 出玉約2300個

7で当たれば、以後5回当たるまでミニデジタルの確変


フルーツパラダイス2登場の衝撃は大きかった。

何より「以後5回当たるまで」というのが前代未聞で、7で当たれば出玉13000発確定となり、打ち手の射幸心を強烈に煽ったものだ。


しかし、フルーツパラダイス2はミニデジタルの始動チャッカーが通常のヘソの位置になり、その下にメインデジタルの始動チャッカーが来るという構造で、店側が回収に入ると7で当たったとしても大した出玉を獲得出来ないという現象が起こった。

また、確変消化中に当たった7は何の意味もないという点も不評だった。


それらを踏まえて登場したのが「宝島」である。



ミニデジタルの始動チャッカーと、メインデジタルの始動チャッカーとが別々に設けられ、別々に釘調整することが可能になった。

確変中、最後が7で当たるとそこから再び5回当たるまで(都合11回)、確変が継続するようになり、ギャンブル性が高まった。


これらのことがウケ、宝島はフルーツパラダイス2を超える大ヒット機種になったと思う。

実際に私もフルーツパラダイス2より宝島の方を多く打っている。

が、私は「最後が7で当たる」というラッキーには一度も遭遇していない。

関係のない途中で当たるということは何度かあったが。


宝島のゲーム性はウケ、これを受けて他メーカーからも似た機種が登場した。

まさむらの「ペットショップ」


まさむらと京楽は、当時兄弟関係だったので、まぁありとして・・・


マルホンの「セーフティセブン」



こちらは7だけではなく、3で当たっても以後2回の確変があり、より出玉の期待できる機種だった。

ただし、全図柄は16種類で宝島より1つ多い。


その他画像はないが、西陣のプリプリショットP2、ニューギンのエキサイトカップ3などがあった。

続きは次回。