予告通り、今回はアレジンを語る。



以前に、アレパチと、アレジンの特徴は書いていたのでそれ以外で・・・・


アレジンは、私のパチンコライフの中で、かなりのウエイトのある機種である。

よく打った。そして、よく負けた。

最近は、三星のスクランブルや、三共のフィーバーファンタジーⅢなどで「勝ち自慢」を書いたことがあるが、今回はその逆。

スクランブルやフィーバーファンタジーⅢで勝った金額を、アレジンに献上したことはよくある。

それもそのはずアレジンは、私のパチンコの「1日の負け金額の最高記録」を持つ台なのだ。


そんなに負けたのに・・・なんで打ったのか??

それは、

①強烈な個性の「ピュイ!!」というテンパイ音

②天国モード中のリーチの集中

③台が壊れたんじゃないかと錯覚してしまうような連チャン体験

これに尽きると思う。


このテンパイ音・・・リーチアクションもなく音がなるだけの超シンプルな物だったが、よく考えたものだ。

リーチの集中と相成って、楽しさを知ると一回「ピュイ!!」と鳴るだけで心臓がバクバクしていた。

連チャンは、解析の結果平均3連チャンと判明したのだが、感覚的には5連チャン位あるんじゃないかという気がしていた。

それだけ、連チャンの印象が強烈だったのだろうが、思い起こせば単発やダブルで終わることも結構あったので、平均は3連チャンで間違いないのだろう。

10連チャン程度は珍しくもなかったが、15を超える連チャンはそうそうお目にはかかれなかった。

自身の最高連チャンは19連チャンだ。


このアレジンも、やはりコア21で一番打っている。

アレジンのシマは、他とは違う独特の雰囲気があった。

客層も異なるし、アレジンのシマにいた客が、アレジン以外を打っている姿を見ることはほとんどなかった。

一言で言うと、「ギャンブラーの集まり」という感じで、チマチマ出すよりドカンと勝負!!という雰囲気だった。

私はアレジン以外も打っていたので、そういう意味では異端児だったと思う。


アレジンには、朝一いきなり天国モードからスタートする、台の仕様としてのモーニング機能があったが、その確率は1/8でそれほど高いものではない。

昔の、朝一からボーナスフラグが立っているパチスロのモーニングと比べると、アレジンの朝一はまだ静かな感じだった。

実際、自分もモーニングの恩恵に預かったことは少ない。

それでも、デジパチよりは断然ハマりやすいアレジンでは有り難い機能ではあったと思う。


前回予告に書いた、藤商事のアレパチ3兄弟(アレジン、エキサイト、アレンジマン)には、それぞれに泣き所(欠点)といえるものがあった。

今回はアレジンのことだけ書くと、以前のブログ記事にも書いたが「パンク」だ。

台や釘の状態でも変わるが、感覚的には「10回当たれば1回位パンクする」感じだった。

最悪の場合「初当たりがパンクして連チャンなしの単発で終わる」ということもあった。

それでもアレジンを打ったのだから、罪な台というか・・客を虜にしてしまう機種であることには間違いなかった。


パンクとともに泣かされたのが、「アタッカー開放のためのスルーチャッカーを、なかなか玉が通らないことがある」だ。

ここを閉めれば、デジタルが揃った後ラクダの役物に多く玉を送ることができ、パンクの危険度を減らしてくれるのだが、権利発生中に、16発打ち切る間に1個もスルーを通らないという事態にも陥った。

私も何度か経験がある。これが起こると出玉が2000個を切ることは確実になった。

それでもアレジンを打ったのだから・・・ほんとに罪な台である。


コア21で、我慢ならない客が定員に、営業中にも関わらず、この「台右側周辺の釘」を調整させたことがある。

営業中に釘をいじっていいんかいな??と思ったものだが、当時それ以上のトラブルはなかった。


アレジンは、客にとって魅力の高い機種だったが、店的にも魅力が大きい機種だった。

連チャンが激しいので、出玉をよく見せることができるし、デジパチよりも投資が速く回収も早い。

両方にウケ、アレジンのシマは賑やかだったのだが・・・お上により「社会的不適合機」のレッテルを貼られ、強制撤去の憂き目にあう・・・他のアレパチ兄弟も同様なのだが。

この時はすごく悲しかった。


その後CRデジパチとして、藤商事はアレジンを復活させた。CRアレジン21F↓



当然というか・・打ってみた。

メーカーの「なんとかしてアレジンのゲーム性を復活させたい」という意気込みは伝わった。

しかし!これはアレジンではない。


最近(2014年)またアレジンを復活させたようだが、私は現在全くパチ屋の中に入らないので状況は分からない。

CRアレジン21Fよりはデキがよさそうなことは聞いているのだが・・・・