カルメンの後継として登場したのが『キューティーバニー』である。
初当たり確率はカルメンよりも高い1/330の3回権利物。
カルメンと同じく強力な数珠つなぎ連チャンがあった。
この「数珠つなぎ連チャン」という言い方は、当時のパチンコ必勝ガイドが使っていた呼び方で、
他誌では「イモづる式」や「セミダブル」等の言い方がされていた。
ちなみに、当時はパチンコ雑誌も活況の時期で、その中でも特にパチンコ必勝ガイドとパチンコ攻略マガジンは業界1、2位を争っていた。
私はどちらも好きだったが、毎回かかさず購入していたのはパチンコ必勝ガイドの方である。
その理由は、故・田山幸憲プロにある。
有名だが、田山プロの連載「パチプロ日記」が非常に面白く、毎回楽しみにしていたことが大きい。
とにかく、飽きる程何回も何回も読んだものだ・・・。
パチンコ必勝ガイド、攻略マガジン以外では、パチンコファンという老舗雑誌も時々買っていた。
こちらの雑誌は既に廃刊になっているのが悲しい・・・あまり記者の感情で書かれている文章が少なく、他誌よりも冷静な分析が特徴の雑誌であった。
当時はまだ携帯がほぼ世になく、パソコンも一般にはない時代で、雑誌の情報は大変貴重なものだった。
話をキューティーバニーに戻すと、連チャンの仕組みはカルメンと同じ。
最終ラウンドのアタッカー入賞個数が連チャンに影響していたのだが、初当たり確率、連チャン率ともにカルメンよりも甘くなり、また、権利物初の液晶モニター搭載機、そして、パチンコ業界で連チャン機に対しての規制が強まっていた時期に登場してこともあり、瞬く間に大ヒット機種となったのだ。
表示が液晶になり、ツインズから続いていたニューギン伝統の図柄表示が大きく変わったのもこの機種だ。
キューティーバニー以前は、「3つゾロめ」か「左オールマイティ+2つゾロめ」が大当たりというのが定番だった。
キューティーバニーでは、オールマイティ図柄が中図柄になったこと。最終停止も中図柄になったことが大きな変更点。
その他では、左右が宝石絵柄でリーチになった場合には、中図柄はオールマイティ図柄しか当たり図柄とはならない(中出目に宝石絵柄が存在しない)ことも特徴。
ちょうど連チャン規制が始まった頃に登場した本機なのだが、
最終的にはこのキューティーバニーも「社会的不適合機」という不名誉なレッテルを貼られて強制撤去されてしまう運命となった・・・。
しかし、その後ニューギンはノーマル3回権利物として、実質キューティーバニーの後継になる『ミルキーバー』を登場させた。
こちらもキューティーバニーと同じ1/330。
意図的な連チャンはなかったが、2種類のスーパーリーチを搭載した5ライン液晶の3回権利物で、
息の長い大ヒット機種となり、セル盤も3種類存在した。
写真のものは初代セルである。
こちらは2000年になる頃の、「通過チャッカーの禁止」等による権利物・アレパチの規制により、
徐々に姿を消していくことになったのだった。
1990年の法改正の影響から飛び出したニューギン権利物だったのだが、
最後は皮肉なことに法改正により消えていくこととなった。
個人的には通過チャッカーの復活・権利物の復活を切に願うものである。

初当たり確率はカルメンよりも高い1/330の3回権利物。
カルメンと同じく強力な数珠つなぎ連チャンがあった。
この「数珠つなぎ連チャン」という言い方は、当時のパチンコ必勝ガイドが使っていた呼び方で、
他誌では「イモづる式」や「セミダブル」等の言い方がされていた。
ちなみに、当時はパチンコ雑誌も活況の時期で、その中でも特にパチンコ必勝ガイドとパチンコ攻略マガジンは業界1、2位を争っていた。
私はどちらも好きだったが、毎回かかさず購入していたのはパチンコ必勝ガイドの方である。
その理由は、故・田山幸憲プロにある。
有名だが、田山プロの連載「パチプロ日記」が非常に面白く、毎回楽しみにしていたことが大きい。
とにかく、飽きる程何回も何回も読んだものだ・・・。
パチンコ必勝ガイド、攻略マガジン以外では、パチンコファンという老舗雑誌も時々買っていた。
こちらの雑誌は既に廃刊になっているのが悲しい・・・あまり記者の感情で書かれている文章が少なく、他誌よりも冷静な分析が特徴の雑誌であった。
当時はまだ携帯がほぼ世になく、パソコンも一般にはない時代で、雑誌の情報は大変貴重なものだった。
話をキューティーバニーに戻すと、連チャンの仕組みはカルメンと同じ。
最終ラウンドのアタッカー入賞個数が連チャンに影響していたのだが、初当たり確率、連チャン率ともにカルメンよりも甘くなり、また、権利物初の液晶モニター搭載機、そして、パチンコ業界で連チャン機に対しての規制が強まっていた時期に登場してこともあり、瞬く間に大ヒット機種となったのだ。
表示が液晶になり、ツインズから続いていたニューギン伝統の図柄表示が大きく変わったのもこの機種だ。
キューティーバニー以前は、「3つゾロめ」か「左オールマイティ+2つゾロめ」が大当たりというのが定番だった。
キューティーバニーでは、オールマイティ図柄が中図柄になったこと。最終停止も中図柄になったことが大きな変更点。
その他では、左右が宝石絵柄でリーチになった場合には、中図柄はオールマイティ図柄しか当たり図柄とはならない(中出目に宝石絵柄が存在しない)ことも特徴。
ちょうど連チャン規制が始まった頃に登場した本機なのだが、
最終的にはこのキューティーバニーも「社会的不適合機」という不名誉なレッテルを貼られて強制撤去されてしまう運命となった・・・。
しかし、その後ニューギンはノーマル3回権利物として、実質キューティーバニーの後継になる『ミルキーバー』を登場させた。

こちらもキューティーバニーと同じ1/330。
意図的な連チャンはなかったが、2種類のスーパーリーチを搭載した5ライン液晶の3回権利物で、
息の長い大ヒット機種となり、セル盤も3種類存在した。
写真のものは初代セルである。
こちらは2000年になる頃の、「通過チャッカーの禁止」等による権利物・アレパチの規制により、
徐々に姿を消していくことになったのだった。
1990年の法改正の影響から飛び出したニューギン権利物だったのだが、
最後は皮肉なことに法改正により消えていくこととなった。
個人的には通過チャッカーの復活・権利物の復活を切に願うものである。