今回は、ニューギンのエキサイトバニー2なのだが・・・画像がない!
ネット上で探してみるも・・・ほんとにない!!これほどマイナー機だったのかと驚いている。

特徴を書くと、ニューギンが発表したドラム式デジパチ。
確率1/218賞球6&13アタッカー開放16回、確変も連チャンもないノーマル機で、前回のドリームジャンボ同様に、相当回らないと勝てない機種である。
ドラムは中段と斜めのみ有効の3ラインで、停止順は左→右→中でクロステンパイのWリーチもあり、三共を意識していると思われる。
兄弟機にエキサイトバニーⅠがあったが、こちらは確率1/207賞球7&15という違いの他に、ドラムがブラックドラムであった。エキサイトバニー2はオーソドックスな白で、絵柄はⅠと同じである。兄弟機でこういう違いがあるのは珍しい。

リーチ時、右リールの停止を待たず左リールが停止した頃からリーチ音が鳴りだすというのが大きな特徴であった。
後の大ヒット機種、エキサイトジャック2にもあった機能だが、元祖はエキサイトバニーなのだ。
大当りのラウンド中、左右のリールが上下に動くのに驚いた。一応逆回転していたわけだ。
ドラムの逆回転というと、三共のフィーバークイーンⅡが元祖のように書かれた記事が目立つのだが、自分はこのエキサイトバニーが最初ではないかと思っている。
ちなみに、2コマ以上ドラムが逆回転するのは、三共のCRフィーバーカジノが最初である。

辛い仕様ゆえに、それなりに回る台が多くあり、打ってて疲れないので勝とうとするよりも癒しを求めて時々打っていた。
ちなみに店は熊本市下通りアーケードにあったCORE21。
自分が熊本にいた時に新規オープンした店で、当時日本一の設置台数を誇る大型店だった。確か1270台位の設置台数だったと思う。
数年後に富山、北海道にこれを越える台数の店ができ、日本一でなくなったわけだが、現在は何位なのかさっぱり知らない。
自分が熊本を去る少し前まで、この店はなかなかの優良店だった。
探せば、必ずというわけではないが勝てる台が用意されていて、客も多過ぎず少な過ぎずですっかり気に入り、この店の常連になっていた。
段々状況が厳しくなってきてからは何故か客付きが良くなり、気持ちよく勝ちにくくなり自分は去ることになった。

話がそれたが、しばらく打っていていると、エキサイトバニーはリーチ進行コマ数が一定であることに気がついた。
右リールが停止した瞬間に中リールを見れば、当たり外れが判別できたのだ。
自分は完璧ではなく、間違えて、当たった!!と思いきや1コマずれでハズレってこともあったので、それが面白くなったものだ。

昔は、ニューギンはドラム式の台を三共に次いで多く発表しており、ドラム好きの私からすれば好きなメーカーだった。
思い出す限りで・・・エキサイトポーカー、エキサイトドラゴン2、エキサイトジャックシリーズ、エキサイトグランパス、エキサイトインカジノ、権利物だがエキサイトバイキング等・・・
「エキサイト」は、当時のニューギンの代名詞だったな~