南チロル(北イタリア)の郷土料理の楽しめる
数少ない店が世田谷線の豪徳寺という
かなりマニアックな地に
三輪亭 ★
駅から細い道を歩くこと数分
Woodyな外観の人目を引く店がポツンと登場
玄関脇の店のロゴの赤い鷲は、
県章『チロルの鷲(aquila tirolensis)』
地元なことも手伝って、かなりのお気に入り
ですが、気がついたらかれこれ1年ちょっとお邪魔していなかった
(前回の記事はこちら)
北イタリアというと、
トレンティーノ・アルト=アディジェ州とか
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州とか・・・
南チロルというだけあって、
北チロル(オーストリア)とかなり似た文化が存在します。
(実際に長い間オーストリア領でした)
食文化も然り
オーストリアで馴染みのあったあれやこれやが、
同店ではドイツ語ではなくイタリア語で出てくるんです
今回は、
付き出し、前菜盛り合せ、南チロルパスタ2種、メイン、デザート盛り合せ+カフェの
Cランチ(¥3,400)
まずはホットワインで乾杯
ジャガイモのポタージュ
お芋の甘みが活きたポタージュは、
ほっこりとした優しい味わい
前菜の盛り合わせとパン
ゴージャスでテンション上がっちゃう〜
どのお料理もスパイス使いが絶妙
チロルらしい素朴なパンたちも魅力
パスタ2種盛り合わせ
2種と思っていたら、
いろいろ乗っていて嬉しい
スペッツレ
手前の黄色いのはチロル風ショートパスタ
このクリームソースも美味しかったし、
以前いただいたラグーのかかったスペッツレも忘れられない
ほうれん草のクネーデルニ
ドイツ語では「クヌーデル」
要するに小麦粉団子
もっちりとした食感で、
子供の頃大好きだった記憶が・・・
こちらはもう一つのクヌーデル
ジャガイモベースの生地にチーズたっぷり
そして、こちらはクヌーデルズッペ
オーストリアでスキーに行くと、
必ずいただいていたレバークヌーデルズッペが懐かしい
メインは2種類お願いしてシェア
ヴァイスブルスト
チロルといえば、な白いソーセージ
後ろでお風呂に浸かっているみたいなのがソーセージ
きちんと冷めないようにボイルされたままというお気遣い
付け合わせのお野菜と共に、
ハニーマスタードをつけていただきます
イノシシのグーラシュ
グーラシュというと、
ハンガリー料理というイメージでしょうか?
実はチロルでも昔からある郷土料理の一つ
しかも、今の季節ならイノシシ
臭みの少なく、味わいのあるイノシシ肉は
先日のイノシシカレー(★)ですっかりお気に入りに
これまで牛肉のグーラシュが好きだったけれど、
イノシシも味わい深い
デザートは盛り合わせ
最後はプチフールと紅茶で
ゆったりランチタイム
また、夜にワインを片手に
チロルの空気に浸りにお邪魔したい
ごちそうさまでした