ワインを飲んで社会貢献!
ワイン好き必見のワイン
HOSPICES DE BEAUNE AOC BEAUNE1ER CRU
CUVEE ROUSSEAU DESLANDES 2009
(オスピス・ド・ボーヌ ボーヌ1級ルソーデラン)
品種:ピノ・ノワール100%
産地:ブルゴーニュ地方ボーヌ村(仏)
アルコール度数:14度
グラスに注いだ瞬間、その香しいアロマと煌めくルビー色にうっとり
果実みはたっぷりめ
それを綺麗に包み込む柔らかな酸とミネラル
シルキーなタンニンもエレガント
あと引く余韻も心地よく
幸せになれる大好きなタイプのピノ様
脂の乗った金目鯛のグリルとも、牛のステーキとも寄り添う
やっぱり出来る子は違う
ピノの良いところってきっとこういうところ
主張しすぎず上品に相手に寄り添える
大和撫子みたい?
でもたまに飼いならすの大変なじゃじゃ馬な子もいたり
そこがまたたまらぬツンデレちゃん(笑)
この子は最初はちょっぴり控えめながら比較的人見知りしない、
さらにお付き合いするうちにもっともっとその奥深さに魅了されちゃうタイプ
最初っからオープンすぎないところがまた・・・
ところで、冒頭の
ワインを飲んで社会貢献!
ってどうしちゃったの??
って感じになってきたので話を戻すと・・・
オスピス・ド・ボーヌとは、ブルゴーニュの中心地、ボーヌにある慈善施療院。
1443年にブルゴーニュ公国、フィリップ公のもとで財務長官を務めていたニコラ・ロランによって設立された病院が始まり。もともと恵まれない人々に医療サービスを提供する施設。後に近隣の貴族などから施療院にお金の代わりとしてブドウ畑が寄進されるようになり、その畑から生まれたワインの売上収益がオスピス・ド・ボーヌの運営費用になってったという。
現在でも、オスピス・ド・ボーヌのワインオークションによって得られる収益は、恵まれない人たちへの医療サービスのために利用されています
オスピス・ド・ボーヌには多くの畑が寄進され、現在では、総面積65ヘクタール!!
さらにその85%がグラン・クリュ、プルミエ・クリュというからすごい!!
そう、慈善事業に繋がるだけではなく、品質も一流!
寄進を受ける際にも、オスピス・ド・ボーヌの名に恥じないワインが出来るかどうか、きちんとジャッジされるんです!
1851年以降、オスピス・ド・ボーヌでは、ワインの仕込が一段落した11月後半、慈善オークションで、できたてのワインを販売するように。
通常のオークションとは異なり、樽単位でワインが売買されるというのが特徴的。落札された樽は、落札者が委託したネゴシアンが18ヶ月から20ヶ月間の樽熟成を行い、ボトル詰めし、初めてワインとして完成するという、いってみれば落札者も製造に関われるというのが面白い
このオークションがその年のワインの相場を左右すると言っても過言ではない!
というのも、毎年、オスピス・ド・ボーヌのオークションでは、他のブルゴーニュワインに先立ち、新酒のブルゴーニュワインを公式にテイスティングすることができちゃう!その年のワインの品質やスタイル、出来栄えの確認が可能になるこのテイスティングイベントは、世界中からワイン業界関係者をはじめ熱烈なワイン愛好家がボーヌの地に集まってくるそうな
とつい話が長くなってしまいましたが、
いつかオークション行ってみたいな
毎年11月第3日曜日開催!!