寄せては返す波
最近 波を観察していて気付いた事があります。
それは、波には大きく分けて2種類の波があるという事です。
寄せては返すと言葉で表現される波。
気付いたのはその『寄せ波と引き波』の周期の事です。
波打ち際に座っていると、自分の足元まで打ち寄せてくる
一番岸に近付いてくる【寄せ波】の周期を見る事ができます。
反対に岸に押し寄せたその波は
しばらくすると、波は続きながらも海水は沖の方にスーッと引いていきます。
それが【引き波】の周期です。
寄せ波と引き波には大体周期があって
なんとなくですがその周期は10秒~20秒位といった所でしょうか。
波が寄せては返すを繰り返しながら動いている事を感じられます。
サーフィンをしていると沖にいる為、その寄せ波 引き波の周期には、意識していない限りなかなか気付く事ができません。
サーフボードの長短、その人の体格や性格 はたまた風土によって 追い求める波は違ってきます。
自分が思うに
岸に押し寄せてくる【寄せ波】はロングボードに合っていて
掘れ上がるセクションを求めるショートボードには引き波が合っているような気がします。
そして初めて波乗りする人や子ども達には、沖から岸まで押し寄せて距離のでる【寄せ波】が乗りやすいという事を この夏、波乗りを教えている中で気付く事ができました。
いろんな角度から波を見つめ感じる事で、波は僕らにいろんな顔を見せてくれます。
見るだけではなく その中に飛び込んで その上、乗って遊んで自然の息吹を身を持って感じる事ができる。
波乗りって本当に奥深いですね。
海は広く
世界へと繋がっている。
波乗り始めて20数年 ようやく波のリズム∞を知れました。
大海原に生きるにはまだまだひよっこですね。
波に対して、偶然居合わせた人に対して 目の前にある環境に ありがとうの気持ちを忘れずに
今日も地球とダンシング!
4文字熟語
出会い 向き合い 自分で選んで乗った波
その力が岸に寄せるまで乗り繋いでいく。
その日、偶然居合わせた人や波 置かれてる今に感謝して。
一期一会サーフィン。
波を見つけ感じた その時から始まっていく
その波を乗り終えてまた沖に向かう
美しいプルアウトは物語の結び。
起承転結サーフィン。
先人が四文字熟語 に込めたメッセージ。
サーフィンに生かさせてもらっています。
流行り廃りも温故知新。
枠やジャンルに捕らわれた知らぬ間 束の間お山の大将
世界は広い
違いを認め合う心
それはとても大切。
ただ海の広さを忘れていただけ。
今 ここにある
今 そこにいてくれる たくさんの【然】
今ある それが全て
言い訳いいわけなくて。
ありがとう
今ある それが全てなんだから。