オイルライターのヒトの作り方 | SpaceSeedのブログ

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金属アレルギーの出辛い金属と樹脂を使用したアクセサリーとヒト型針金オブジェ(針金星人)を制作しています。
福井県にてシルバーアクセサリー講座や全国のクラフト展に参加しています。
作家活動以外の事も投稿するのでお楽しみに!!

こんにちは。

今日は曇り

今回は、オイルライターのヒトのワックスアップ(蝋型作り)です。
先ずは使うものはこんな感じです。
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先ずは頭作り、一番難しい作業です。
今回ライターは大きいので直径2.5mmの棒状のワックスに融けたワックスを盛っていきます。
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ある程度の大きさに盛ったら、アルコールトーチで火を当てて表面を滑らかにします。
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今回はすでに穴が開いているので穴の位置が分かるように印をつけます。
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先ほどの頭と胴体の部分の位置と長さを決め
その後2mmのワックスで手と足などを作っています。
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再びアルコールトーチで表面を滑らかにします。
これで一旦完成です。
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次に、手の部分を切ります。
初めて作る時は穴が開いていないのでこの時に穴を開けます。
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今回はすでに穴が開いているので穴の所にワックスを入れていきます。
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その後蝋を盛って切り取る前の状態に戻します。

次に胴体部分は熱した道具を目印に向って突っ込みます。
初めての時は手の凸が出来た後、ヒト型に合わせマジックで印記し
一度外してライターに穴を開け、蝋型を元の位置に戻し同じ作業(熱した道具を突っ込む)をします。
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中から見ると
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こんな感じです。
飛び出た部分は削ります。

足の部分は手の所と同じ様に行ないます。
最後に鼻を付けまたもや一旦蝋型の完成!!
その後ワックスの歪を取るため一晩そのままにします。

次の日
ライターと蝋型の空いている部分に蝋を流し
手と足の位置が変わらないように細い棒状のワックスで固定
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湯道を付け
変形しないように慎重にライターからヒト型を外します。
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こんな感じでオイルライターのヒト型を作っています。

このオイルライターのヒトは鋳造を2回も失敗しているので今回は上手く行くと良いな~!!