私の車好きの原点であるルマン車両(1990年代後半)の紹介をします。
当時はgt1という、市販車ベースのカテゴリがありました。一台でも製作すれば参加が認められたため、ワークスによる開発競争が加熱し実質現在のLMP1に該当するカテゴリにまで発展していきました。
市販車ベースということもあってか、流麗なボディーラインが非常に美しかったです。また、現在も出場しているトヨタ、ポルシェに加え、マクラーレンやメルセデス、BMW、アウディ、日産といった多くのワークス参戦で非常に盛り上がるレース内容でした。
当時はテレ朝で無料生中継されており、夢中になって見ていましたね。
Toyota gt1 ts020

数多くある当時の車の中でも最も印象に残っているのはこの車です。
レギュレーションの隙をついた市販車とは思えない過激なルックスで、レースでは圧倒的な速さを見せつけていました。
車の構造が皮を被ったフォーミュラーカーのようになっており、市販車とはあまりにもかけ離れてしまったため、gt1の終焉のきっかけを作った車でもあると思います。
初年度は信頼性不足、翌年は不運なトラブルでタイトルは取れませんでしたが本当に早くてかっこいい車でした。
ちなみにZENTがパチンコ屋だとは当時の私は思いもしませんでしたね。
Porsche 911 gt1


一番上の写真のみベースのホモロゲ用市販車写真になります。ナンバープレート位置がフード上になってしまっていますね。
印象的なのは由良さんの解説のスワローテイルの表現がよくあったリアビュー。
(由良さんのエアロ批評には疑問を感じることもありますが)
1998年度のルマン王者で、ポルシェはこれからしばらく活動休止後、現在もLMP1にて活動を続けています。
Mercedes Benz CLR


レース中に宙を舞うというアクシデントのイメージが強く、あまり表舞台には出てこないのですが、この車もかっこいい車でした。
特筆すべきは車体の低さでちょうど1メートルくらい。地面を這うようなデザインですね。それでいてフロントグリルや前後ライトは市販車の意匠が反映されており、ベンツ感が出ているのが良いですね。
今のLMP1も形状がF1のように細かく最適化されていて魅力的ですが、当時のカテゴリーをスーパーGTなどで復活してみてほしいですね。

