なぜドラムを叩くのか | 高志宮殿下のやんごとなき日常

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タイトル分かりやすくしてみますた。
旧『振り返ればヤツがいない』です。

そこにドラムがあるから





では無く。





さかのぼること中二時代。





6歳くらいからクラシックピアノを習い、それまで聞いてきた音楽と言えばクラシックかふつーにテレビで流れるようなポップス。





そんな僕に姉が渡してきた1枚のカセットテープ。





A面にはX(エックス):BLUE BLOOD
B面にはBUCK-TICK:狂った太陽





が入っていた。





が、どちらも裸テープにバンド名だけ書かれているだけなのでアルバム名も曲名も分からない。





Xはラストのピアノバラード曲「Unfinished」を自分で弾こうと思い、楽器屋に買いに行ったものの、間違えてアルバム「Jelousy」の譜面を買ってしまったため弾けず。結局もう一度買いに行ってついでに「Jelousy」音源も買ったところからドはまり。





BUCK-TICKは謎の効果音・謎のフレーズ・謎の世界観で、これまで耳触りの良い音楽しか聞いて来なかった自分にとって全てが新鮮で斬新だった。
その割に全ての音が聞き取りやすくてやっている事もいたってシンプルだったりする。





どちらもテープが伸び切るくらい聴き倒し、メロディーラインをなぞっていた指先はいつの間にかビートを刻んでいた。





ドラマーとして多種多様な人たちと知り合い、関わり、経験し、共に仕事をして、更にいろんな人たちと知り合うと言うスパイラル。





それらがあって、今の自分がある。





その全てが





この1本のテープがきっかけなワケである。





その自分の人生に大きな影響を与えたバンドのドラマーと先日のライブでお会い出来まして。





長く音楽続けてるとこんな事もあるんだなぁと思ったのです。





バタフライ・エフェクトとかひぐらしとかマドマギとかシュタゲ的な話が好きな自分的には「そのテープを渡されなかったらどうなっていたのか」ってのも非常に興味深いのだが





それはまた別のお話。





2/11(thu/kenkoku)ikebukuro CHOP
「BUCKING HORSES」
■open 17:30 / start 18:00
■adv 2.500yen(+1d) / door 3.000yen(+1d)
http://www.chop-tokyo.info/2015/12/211thu.html
-cast-
①18:00~18:30 ERROR:666 
②18:40~19:10 DEMONS 
③19:20~19:50 COOKAI
④20:00~20:30 Liquid Butterfly
⑤20:40~21:10 dibs
⑥21:25~21:55 W.A.R.P.