こんばんは
先日、書類の整理をしました。
息子のテストや学校のプリント等も2年分ためていたので、一新して棚に隙間を持たせたとき久しぶりに出会ったプリントがありました。
確か、介護保険を使って母のサービスをお願いした担当ケアマネージャーからもらったものだと記憶しています。
そのプリントに書かれているものが
という歌の歌詞です。
詩というより手紙として認識していましたがよくよく見ると歌となっているようです
この歌詞を、ご存じですか?
認知症である母
あのときは記憶がしっかりとある部分と全くなくなる部分とが混ざり合い本人も自身に不安不信感が増してきて、精神的に不安定となり周りの家族もそんな母を理解したくても追い付かず、受け入れがたくて
お互いがぶつかり合うことしか出来なかった時期でした。
そんな苦しんでいたときに
これ、読んでくださいといただきました
「ご自身はこんな気持ちかもしれません。
私は担当の利用者様たちに、こんな気持ちで寄り添いたいと思って持ち歩いているんです。」と。
これを読んで泣いたのを思い出しました
今読んでも泣けてきます
相手を思いやることができなくなったら
是非に読んでみてください。
年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解してほしい
私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい
あなたと話すとき 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた
悲しいことではないんだ 消え去ってゆくように見える私の心へと
励ましのまなざしを向けて欲しい
楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのを嫌がるときには思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを
悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい
いずれ歯も弱り 飲み込む事さえできなくなるかもしれない
足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったなら
あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい
私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
私が抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい
きっとそれだけでそれだけで 私には勇気が湧いてくるのです
あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい
あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛をもって笑顔で答えたい
私の子供たちへ
愛する子供たちへ
原作詩:不詳
日本語訳詩:角智織
日本語補足詩:樋口了一
作曲:樋口了一
ストリングス、アレンジ:本田優一郎
