オステオパシーを巡る旅より抜粋
8月8日の言葉
エゴ
この言葉には幾通りもの定義がある。ここでは、エゴとはセルフー意識下に隠れている破壊的な偽の自己を指す。それは私たちの気づかない間に私たちをコントロールする。
私の指導者たちは誰もが、私たちは真の自由、即ち自分の置かれた状況における反応を選ぶ自由を手に入れるために、シナプスの奴隷にならないために、自分のエゴを探さなければならないと感じていた。プライド、やっかみ、嫌悪はエゴの特徴であるのはもちろんだが、私は私たちがエゴの手の内に陥るに至る、もっと微小な活動に注目してきた。
一度自分の中に深いニュートラルを感じる機会があれば、いつ自分のエゴが支配していて、いつ健全に呼び寄せられているかがはっきりするはずだ。ニュートラルでいる事で、健全の方向に自由に動くことができる、しかも容易に。こういったダイナミックな容易さは、私利私欲がフルクラムである場合には存在しない。