グランドクロスは天上の惑星の配置が正方形のように見える、4つまたはそれ以上の惑星によって形成され、(地球を挟んで)二つの惑星が反対側に並ぶオポジションと、4つのスクエア(90度)によって起こります。このクロスは一般的に、私たちがとても大きなストレスの下に生きていることを象徴的に示していて、そのストレスというのは私たちが現在、ゴールに到達するために終わることのないように見えるチャレンジに直面していることを表しています。
この壮大なグランドクロスは活動宮のサインで形成されます。月が蟹座の22度にあり、天王星は牡羊座においてエリスとコンジャンクトします。太陽と冥王星とバルカンは山羊座にあって、木星は天秤座を移動中です。この惑星の配置の影響のもとにあるとき、私たちはカルマのパターンに働きかけていて、それは私たちが正す必要があるもので、たくさんの過去生を通じて繰り返してきたものです。今、より素晴らしい人生が「そのパターンから自分自身を解放する時が来た」ということを告げています。
今回はカルマ的に結びついた機会が、集中して凝縮した経験を通して意識を上げることを助けます。これは表面上ストレスに満ちていて苛立たしい経験のように見えるかもしれませんが、この目的というのは私たちが作った混沌(カオス)に秩序をもたらすことです。
無力さ、忍耐力が尽きるような絶望感、反感や怒りからくる抵抗や軋轢を作り出すことでしょう。
でもそれはまた私たちに、この経験を自分自身の鍛錬のため、そして個人の成長のために建設的に使っていきたいという気持ちを喚起する引き金にもなるのです。
月は古いカルマ的なマインドのパターンを表します。
天王星は古いメンタルな構造から抜け出すために私たちの内側にある分離を統合させなければならないことの必要性を表していて、新しいものへと私たちを開かせます。
木星は自分の目的に誠実であることを指していて、それは自分に関する誤ったプライドと実にならない補償(訳注:補償:心理学用語:性格の欠点や欲求不満などを補償するために、別の良い点を伸ばそうとする、意識的または無意識の防衛規制)を求めることを消滅させるために内なる錬金術(アルケミー)を作り出します。
ここでの太陽/魂の存在は私たちに後見人としての神の存在にフォーカスをすることの必要性を思い出させますが、それは私たちが本当には何者であるか、そして真実を生きるために何を欲しているのかに気づくためです。
このような訳で、このクロスは昇天したキリストのクロスと呼ばれています。このクロスは“大きく広げた両腕と開いたハート、そしてハイアーマインド”のためのイニシエーションと『開始』を表すクロスです。
牡羊座は開始のサインであり、
天秤座は古いものと新しいものの間のバランスポイントを示し、
山羊座は古い形や方法の死、そして死を克服して復活することを表します。
そして蟹座は、私たちを集合意識を伴った古い生き方の中で眠っている状態にさせ続けている、古いカルマのパターンを解放することと関連します。
比喩的に言えば、蟹座は蟹と関連し、蟹は自分より他者が必要としていることに応えてあげようと思う代わりに、自分を他者のニーズから守ることを象徴的に表しています。こういう理由でこの蟹座の満月は私たちに地に足をつけて立つ必要性と、自分にとって不当な他者からの要求に対して「ノー」と言うことを学ぶ必要を思い出させます。そして自分は本当にはどの方向に行きたいかを決意することを勇気付け、そのゴールに立ったとき私たちが何をするのかを思い出させるでしょう。おそらくこのようなことが、蟹座が語源的に、ギリシャ語では『保留する、または、周囲を回る』、そしてヘブライ語では『保持する者』『巻く者』という風に言われる理由でしょう。古い時代、この星座にある二つの主要な星、アセルス・アウストラリス(かにざデルタ星)とアセルス・ボレアリス(かにざガンマ星)は、北と南のロバと呼ばれていました。ロバは古代から神聖な動物で、エジプトではロバはラー神のシンボルでした。ギリシャ神話では二頭のロバはタイタンとの戦いでデュオニソス神に勝利をもたらしました。また二頭のロバはエルサレムへの道でキリストがその背中に乗っていました。共通しているのは、どの神々もゆっくりと旅をするという、似たようなやり方だったことで、ロバの背に乗って困難な状況に直面していきますが、皆その困難を克服していることで、それは勝利というふうに言えるでしょう。
日本語訳 (有)オクトー 立川直央子
まとめと感想
※グランドクロスとはこんな正方形の十字架(クロス)のような特殊な配置のことです。
(この図は参考例のため、明日のホロスコープではありません。)
今回のクリスチアナのブログはいかがだったでしょうか?
私は彼女のブログを購読していますが、今回はどこか警笛のような強めのニュアンスが見られた気がしています。
それは、今回の星の配置が、何度も何度も前世を転生して繰り返してきたパターンが浮き彫りになって、強調されて現れてくるからなんですね
なので、ブログであるように、忍耐力が尽きるような絶望感、反感や怒りからくる抵抗や軋轢といった形で一見そんな思いが込み上げてくるかもしれません。
私は先月の半ばからそんな気持ちになって、追い詰められたように感じていました。
いや~、きついっす(笑)。
ですが、その機会は、方向転換や、新しい展開や新しい価値観をプレゼントしてくれました。
人の魂がさなぎから蝶になるには、心に揺さぶりがかかるものなんですよ。
揺さぶりがかかったらなにが起こるか、、それは、魂のポケモン進化が起こります
↑揺さぶり中(苦しいまぶしい) ↑揺さぶりを乗り越えた(新しい誕生)
なので現在のこの天体のタイトな配置をバネにして、前世からのカルマのパターンをこの今の転生で、この時期に手放すことのできるビッグ・チャンスにいるということです
お得でしょ~!
だけど人は自分の生まれた目的を果たすことに恐怖を感じることだってあります。
幸せになるのが怖いんです。バンジージャンプみたいに。本当は幸せになりたいと願ってるのに実際それを目の前にしたら今の大切なものを失う気がして一歩引いてしまうんです。保険なんてない未知の未来だから。
なにかを手放すときには大小かかわらず悲しみが上がってくるものなんです。古いものに別れを告げる。それは悲しいんです。
だけど、ルーミーさんのポエムではこう言っています。
どんな悲しみがあなたのハートから揺さぶられようと、それよりはるかに良いものがとって代わるだろう
これが宇宙の真実なんです
今回のブログでは古いもの、死、新しいもの、誕生といった強い対照的な言葉が見られました。陰と陽、光と影、聖と低俗、そういったふたつのもの。ロバ(本能)とキリスト(魂)もそうでしたね。
私達は今、その両極端にはさまれた潮目にいるのです。
しかも、どちらの扉を開けるのか、このタイミングで自分の意思で選択しなければなりません。
自分の意思で、自分で選ぶ、というのがポイントです。
今回のグランドクロスには、あやふやを許さないその極端さがあるとおもいます。
この機に自分を信じて、やって来たものを受け入れてみてくださいね。おっしゃー!
このブログを書いたクリスチアナが九州で隠された秘教の占星術と数秘をおしえます!
チェケラ
関連イベント
【2月宮崎開催】クリスチアナ・カリアによるエソテリック・ヌメロロジー↓
神話の宮崎の土地で少人数制でおひとりおひとりをサポートしますヌメロロジーは数秘という意味です。
クリスチアナ・カリアの関連におけるメディア掲載等のご依頼はシェアリングスペースレイHPのお問合せフォームからお願いします。窓口の方にお繋ぎいたします。↓
海のみえるオーラソーマサロン シェアリングスペースレイ
シェアリングスペースレイ メインのウェブサイト
↑ご予約、お問合せはこちら。オーラソーマ、エイオスエステ、レイキと体の癒し、ドテラアロマタッチ、アートワークショップなど♪
シェアリングスペースレイFBページ
↑レイのこれまでの歩みとこれから。レイの写真や動画を載せてます♪