1軒目の引渡しで、司法書士、銀行を紹介され、引渡しの手続き開始。
権利書、印鑑証明、身分証明書(免許証)、評価証明書を司法書士が確認し、その後、「委任状、登記原因証明書類に署名捺印するように。」言われ、「この書類まで書くと所有権移転に必要な書類全部ですよね?」って聞くと「そうだと。」言うので、
「それでは、契約書の「売主は、残預金の振り込みと同時に、買主または買主の代理人に所有権移転に必要な書類を交付する。」に反するのでできない。」と言うと、
司法書士が、「全書類に、署名捺印が無いと、売却の意思が確認できないんで、銀行がローンの決済ができない。それは、システムなので変えられない。」と言うので、「それは、銀行が勝手に決めたルール。売り主と銀行は、契約関係など何の関係は無く、銀行の都合に合わせる気は無い。契約書に従い、振り込みがされない限り、買主の契約違反なので、手付金を貰って帰りますが。」というと、
司法書士は、暫く考えた上で、「委任状、登記原因証明書類に署名、捺印して、書類を確認させて欲しい。書類は、返却するので、着金確認後に渡してくれれば良い。」との回答を得た。
その後、振り込み手続きが開始し、約20分後、「振り込み手続き完了しました。」と連絡が入ったので、スマホのインターネットバンキングの預金履歴を確認すると、入金確認できたので、書類を渡す。
今回、ローンの残りがなかったため、司法書士と契約関係がないため主従関係がなく、司法書士に着金前に、全ての書類を渡すと、そのまま逃げられると、お金も貰えず、マンションだけ取られることになる。
着金もないのに、領収書を渡すような行為。
司法書士の先生は、相当頭にきていたようだが、当然の論理なので、「こっちのいいなりにならない扱いにくい奴。」と思っていたはず。
でも、2軒目の引渡しでは、そこらへんの経緯を話すと、司法書士の先生は、即座に理解していただけ、着金まで、引く私に必要な書類を署名捺印、確認後、預けてくれた。
当然の取り回しなのだが、契約に疎い日本人の顧客をだましてきただけの事。