こんにちは。
開業二年後の本年3月時点で実は破産していた山梨県のさる有名湖畔に
位置するリゾートホテルが、“小さな嘘 ”で固められて、その資金付けを
お願いしたい、
さもなくば、売却先を探して欲しい、と持ち込まれました。
見せられた過去1年ほどの売上報告は、黒字です。
しかし、職業上の直観で、どこか変?????
何でもマネージャーに●千万円持ち逃げされ資金に行き詰ってこの3月に
やむなく閉鎖した、という触れ込みです。
しかしヒアリングしていると、やはり話がどこか不自然なんです。
無理に押しつけられた書類を預かって事務所へ戻り、
Int.Nでみると、
何と本年3月に破産申請して受理されているではありませんか。
やはり!・・・・・
数年前に海外旅行が解禁された中国人観光客を当て込んだ事業だったようです。
しかし、現況は言うまでもありません。
国策銀行と地元信組から9億近い貸付がありますから、
逆算すると、完成当時は12~13億前後の価値が評価されたようです。
この案件、今は裁判所の管財案件。
もちろん、融資は付きませんし、
銀行等と債権債務交渉のメドがつかない限り、売却すら叶いません。
こういう持ち込みは珍しいことですが、関与者は真面目?
しかし関与者が???なので起こったことでした。
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