1kHz以上はD130そのものJBL D130 & 2110 38cm 20cm 赤・・・D130 青・・・2110 2110は形もD130ソックリですが、改めて特性を見ても1kHz以上はD130そのものです。 口径20cmにして38cmと同等な能率は凄いことです。 ショートボイスコイルのD130に対し2110はロングボイスコイルでした。 この2110は見かけは小ぶりではありますが、奥の深いユニットのようです。
20cm、軽量コーン、メタルセンターキャップJBL D130 & 2110 38cm 20cm 赤・・・D130 青・・・2110 上記グラフは1年前にD130と2110を比較した物です。 今回修理にきた2110を見ていて口径20cmで軽量コーンとメタルセンターキャップと言えばJBLには他にも2115があるのを思いだして過去のデータ探してみたのですが残念ながら見当たりませんでした。 2110は形状だけで見ればD130に似ているのですが、LE8Tと同フレームの2115とどう違うのか機会があれば比較して見たいと思います。
背面開放珍品スピーカーYAMAHA NS-250 このせんべいコーンの珍しい形は、話によるとピアノの形だそうです。 また、このNE-250は背面開放で、背面を壁に付けたり少し話したろする事で、低域に少し違いがありました。 バッフル板はウーハーとツィーターが取り付けてあるアルミダイキャストです。ということは当時はかなりの台数作られたのでしょう。
せんべいコーンの特性YAMAHA NS-250 今回は断線修理でしたが、一般的なユニットでは線の繋ぎ目とかが切れやすい物ですが、このユニットでは接着剤で固められたコーン表面の引き出し線の中央が断線していました。 これはこのウーハーでは振動でコーン全体が常にしなる事と関係あるのかもしれません。
YAMANAせんべいコーン、データYAMAHA NS-250 テストしていると、高調波が気になり原因を調べる為マグネットを外すと、磁気ギャップに鉄粉がいくつもありました。 実測磁束密度は9600ガウス ヨークプレートは8.5mm ボイスコイル巻き幅は7.5mmです。 写真左上のセンターキャップは、きめ細かい硬めのスポンジで、右下のエッジはきめ細かい柔らかめのスポンジです。 一般的にはエッジが動く物ですが、これは柔らかいとはいえ厚みのあるスポンジでエッジ幅も狭い為、エッジのストロークは殆ど無く、コーン全体がシナッてなっているようです。
せんべいコーン意外に柔らかいYAMAHA NS-250 面白い形をしたウーハーです。 マルでもなく楕円でもなく四角くもない、ほとんど平板のようでカーブドコーンです。 せんべいコーンは裏から見ると、SANYOのポーラスメタルコーンのキメの細かなようにも見えます、しかし実際は予想以上に柔らかい。 硬めのスポンジのような感じです。
造りも良いが、素材が違う。大建工業 上の写真は大建工業の平面スピーカーの足の部分、正面と裏面です。 細かい年輪が多く上の写真のように二枚の向く板を貼り合わせ反りが出ないように作られています。 造りも良いですが、素材もかなり良いものです。 前回、1月1日 と3日 の時に大建工業のデータをお知らせくださった。keijiさん貴重な情報ありがとうございます。
ALTEC Lansing 755AALTEC Lansing 755A 古い特性データの中にALTEC Lansing 755Aのデータがありました。 できれば、ALTEC Lansing 755Eパンケーキまで並べて測定し比較できればいいのですが。
進化したコイル、755E(パンケーキ)Western Electric 755A 先日も書きましたが、ヨークプレート2mmに対して、755Aのコイル幅2.3mm、しかし実際はコイルが磁界から外れて、その結果磁気効率が悪くなっている物が多くありました。 2mmに対して、2.3mmではコイルが真ん中にあっても磁気効率よく使用するためには、ほとんどストローク出来ません。 最後の755Eでは、コイル幅を3.5mmにする事で確実に磁界の中にコイルが収まり、ストローク幅も大きくとれ、無駄なく磁気を受け止めるコイル幅になっているようです。 そういう意味では進化した結果なのかもしれません。
センターキャップ一体コーン紙Western Electric 755A 一般的にスピーカーのセンターキャップは、コーン紙に接着してあったり、ボビンに接着してあったりしますが、この755は、センターキャップとコーン紙が一体で1枚形成されています。写真右上はセンターキャップ付近の写真と、裏から見た写真です。 写真では分かりにくいのですがボビン内側にセンターキャップ(一体コーン紙)がしっかりハマリ、接着されています。 細かな所まで丁寧に作られています。