耳鳴りの原因についての記事に突っ込みを入れてみた | 治療家龍之介

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こんにちはヾ(@^(∞)^@)ノ


耳鳴りについて、医学的なご理解をいただけて、少しだけ嬉しいと感じている龍之介です。


先日こんな記事がありました。
それについて、ちょっと突っ込みを入れてみました( ´艸`)



耳鳴りの原因は脳だった 関連部位明らかに 和歌山医大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130803-00000512-san-sctch


産経新聞 8月3日(土)9時49分配信


(赤い字は僕からの突っ込みです)


300人に1人が悩まされているという「耳鳴り」について、県立医科大の研究グループは、原因となる脳の関連部位が明らかになったと発表した。同医科大は「発症メカニズムの解明に迫る研究成果」としており、治療法の開発が期待される。


治療法は開発するものではなく、理屈の通る方法を発見するものです。



耳鳴りは、実際には音がしていないのに何かが聞こえるように感じる現象で、ひどくなると精神を病んだり、自殺に追い込まれたりする深刻なケースもあるという。根本的な原因は不明で治療法が確立されていないため、複数の病院を渡り歩く患者も少なくない。


多いですね~!
うちにも来られますけど、
だいたいの理由はみなさん一致しております。



同医大は平成23年5月、耳鼻咽喉科や神経精神科、生理学、解剖学などの医師による共同研究グループを立ち上げ、重度の耳鳴りに悩む患者24人に対してMRI検査を実施。重症患者ほど脳の特定部位のネットワークに異常があり、耳鳴りの音は聴覚とは関係なく脳で作り出されていることを突き止めた。


いいところに気付いていただけました~、けど、
ここで書いてほしかったのは、「脳の異常」だけじゃなくて「耳の器質的な異常は認められなかった!」的な内容ですね。



また耳鳴りの強さは、脳の中心部に位置する「尾状核」や記憶などに関わる「海馬」といった部位が関連し、耳鳴りの不快感は前頭葉の一部が関わっていることなども判明。耳鳴りと不快感を分けて治療することで、耳鳴りは治せなくても不快感を取り除ける可能性があるという。


たぶん、関連部位がわかったというのは、電気信号的な反応を確認できたということだと思いますが、耳鳴りと不快感を分けて治療しなくても、耳鳴りと不快感は同じものが原因となって発生しているはずなので、不快感が治れば耳鳴りは消失しますよ!
っていうか、「耳鳴りは治せなくても」って、耳鳴りが治らなきゃダメでしょ!



同医科大は、抗てんかん薬の使用や電気刺激療法など治療の道筋が見つかったとしており、今後、耳鳴りと関連する脳の部位をさらに絞り込み、詳しいメカニズムの解明などを進める。


残念ながら、薬が効いたとしても、病原体の問題じゃないんだから、一時しのぎにしかならないでしょうね。
また、電気刺激で効果があったとしても、電気刺激を止めたら、またすぐに耳鳴りは起こるでしょうね。

脳の異常が起こった根本の理由を解決していないからね!



上山敬司准教授(解剖学)は「脳のネットワークが、どのように異常を来しているのかなどについて調べていきたい」と話した。


残念!ここまでですか~!
民間療法の方が、耳鳴りの改善例は多いでしょうね(ノ_-。)



次回は、今日のうつ病の患者さんの経過報告です。


ラーメンは必ずスープまで飲み干す半沢直樹でした ( ´艸`)