ぎっくり腰の野球少年 | 治療家龍之介

治療家龍之介

人はなぜ病気になるのか?をテーマにブログを書いています。
肉体的、精神的、霊的など様々な角度から原因を探り改善に導きます!


こんにちはヾ(@^(∞)^@)ノ



お医者さんの診断ミスを指摘しちゃう治療革命児龍之介です。



今日のぎっくり腰の患者さんは中学生の野球少年です。



野球に熱心なお父さんに付き添われて来ました。



発症は大事な試合が終わってからだったので試合にはちゃんと出ることができたというか、まだ1年生なのでベンチ入りすることができたそうです。



それで試合後の練習の時に急に左腰の骨盤のすぐ上辺りにズキンという痛みが出て、動けなくなったそうです



やっとの思いで家にたどり着き、次の日お母さんに整形外科に連れて行ってもらったところ「ぎっくり腰」との診断だったそうです。



でも、痛いポイントは左の腰。


右の腰は痛くない。



腰の中央は痛くない。



本来のぎっくり腰は腰椎のズレによって起こるものなので仙骨中央に痛みが出て腰が伸ばせないという症状が出るものです。



よく似たような腰痛の場合、なんでもぎっくり腰と診断されがちですが、似てはいるけどまったく違うものです。



この野球少年の場合、



ちょっとした動作で左の腰がズキンと痛くなった。



それまでは何の症状も無かった。



腰の一点がズキンと来て、間もなくその周辺が固まってきた。



痛くて深呼吸が出来ない。



身体はまっすぐに伸ばせるが痛いので反らすことは出来ない。



痛くしてから1週間たったので、だいぶ楽にはなってきたが、まだ前屈も後屈も出来ない。



はっきり言いますが、これはぎっくり腰ではありません!



背筋の肉離れです。



左の骨盤のすぐ上の起立筋が肉離れを起こしたんです。



肉離れの場合、ぎっくり腰と似た様な症状ではありますが、筋肉の断裂ですので、患部を指圧したり、捻ってボキボキやったりしたら返って治りを遅めてしまいます。



ストレッチもダメです。



起立筋が縮んでいる状態ですので、肉離れ用の施術で縮みを改善してあげることで断裂部の修復が早まります。



治療後は前屈をしても後屈をしても痛くないというところまで改善されましたので、お父さんにも改善状況も確認してもらって、ぎっくり腰じゃなかったことも説明して一件落着となりました。





ぎっくり腰の治療法と肉離れの治療法は全然違いますので、間違った治療をしているといつまで経っても治りませんよ!(o^-')b