まだ、鼻水をたらしながら頭痛と戦っているぜんきちです(;^_^A

今日はなるべく薬品を使わずに作業できるものを選んで仕事していますシラー

今回は仕立てのときの縫い糸に生地が引っ張られて起こる糸引けを直していきます。


京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~
一応着物の柄はこんな感じです。

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非常に見にくいですね!画像をクリックして見てください(;^_^A
笹の葉の下に横に白い筋が入ってます。これが糸引けです。

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この引っ張られている糸をかぎ針を使ってもとの位置まで戻してやります。

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大体ここまで戻してやります。
ここで糸を元に近い状態まで戻してやらないと引けた糸の周りに小じわが寄ったり
引けたところだけがやたら光沢のあるものになってしまいます。
なので糸を周りのテンションに合わせるためにも元にあった場所まで
戻してやらないといけないのです。

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糸を戻しても糸がひっくり返っているところがあるのでそこに色を塗ってやらないといけません。
なので染料で色を作ります。

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合わせる色は紫にオレンジ・青を調合して作りました。

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それを筆先で一点一点塗っていきます。

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塗り終えたら完成ですニコニコ

薬品を使わないので今のところ死にかけていません汗

普段なら多少の薬品のにおいは大丈夫ですが体調が悪いと堪えますねあせる
あさってから3連チャンで新年会があります(ノ_-。)
二日酔いで週末を過ごさなければいけないのは気が重いですね汗

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