ロングドライブ その2 | Venusの独り言 From Seattle

Venusの独り言 From Seattle

魂と思考と行動のバランスが取れ、輝くことが私の幸せ
そんな私の日々感じたことを綴っています。

日本に帰る直前に、33時間をかけてシアトルからサンフランシスコの
ロングドライブをした時の記録を残しておかねば。

この時期のシアトルは、ほぼ毎日が厚い雲に空は覆われ、雨が降っている。
シアトルを午後3時に出発し、途中のオレゴン州で夕飯を食べた。
長距離を走る時はいつも、おにぎりをたくさん作って持ち込んでいたが
今回は急遽決まった事なのでご飯を炊いている時間がなかった。

夕食後からは私がハンドルを握った。
外は真っ暗、そして濃霧。

制限速度よりも速度を落とし、2車線の内の走行車線(右側)を走っていた。

時々、追い越し車線をスピードを上げた車が走り抜けて行く。

山越えをして、下り坂に差し掛かり、濃霧の中、目を凝らして走っていると。。。。。

思いっきり目が合った。

助手席のパートナーとではない。

ドライバー側の窓の外と。


パートナーと共に「うわぁあああ~~~!」と叫び声を上げた。

このまま近づかれると車が大破するかも。。。。


そう、私と目が合ったのは 鹿 だったのです。

車の前でもなく、斜め前でもなく、本当に真横。

しっかりと、しっかりと目が合った。

サイドミラーよりも手前、窓にピカピカと光った鼻がくっつきそうな距離。

つぶらな瞳の大人の鹿。


本当は目を瞑りたかったが、スピードを落とさず、そのまま走るしかなかった。

衝撃はなかった。

すぐにバックミラーに視線を移した。

すぐ後ろを走っている車もそのまま付いて来ている。


きっと、鹿は車を避けたのだと信じている。 

数マイル走ると、路肩には車に引かれ無残な姿になった鹿がいた。
結局2頭見かけた。


足はガクガク状態。

鹿と衝突していると、サンフランシスコには行くことができなくなっていた。

鹿と衝突をして車が大破したり、横転事故になっているニュースを見たことがある。


鹿さん、避けてくれてありがとう。感謝します。

Soyonoの独り言 From Seattle-鹿注意

あながち、この標識はウソではないと実感した。


サンフランシスコの現場の滞在時間 30分。

すぐシアトルに向けて車を走らせた。

あとは帰るだけ!と少し気持ちに余裕が出てきた。

サンフランシスコはシアトルと気候が違う!
Soyonoの独り言 From Seattle-ヤシの木

こ~んな木が生えている、そして空が青い!高い!!

サンフランシスコに住むのもいいね~~と余裕の会話。


あとはひたすら北上あるのみ!

北カリフォルニアからオレゴン州の州境は雪。

路肩は薄っすらと雪が積り始めている。

アメリカは広い!と またまた実感。


前日と同じ時間に同じ店で夕食を取り、無事33時間のロングドライブを終え帰宅した。


その2日後、私は日本に行くために経由地であるサンフランシスコまで

約2時間のフライトで飛んだ。


あ~~、疲れた。