少し前になりますが、

いつもきっちり練習してきてくれるYちゃんが、ほとんど練習できていない日がありました。

レッスンの様子はいつもと変わりありませんでした。

帰る時、お母様に促されてこんなことを教えてくれました。

 

「べれったが亡くなったの。

すごくかなしかった。

いっぱい泣いた。」

 

ベレッタちゃんは、Yちゃんが飼っていたオカメインコです。

 

それからしばらくして、こんな絵をかいてくれました。

この絵のベレッタちゃんは、Yちゃんの身近な動物たちに囲まれてさみしくないですね。

 

Yちゃんの乗り越える悲しみが深いほど、Yちゃんのピアノの音は深くなるでしょう。

すると、Yちゃんの心ももっと癒されるでしょう。

 

今Yちゃんはまた、毎日がんばって練習してくれてます。

ベレッタちゃんは、きっとYちゃんのピアノを聴いてくれてますよ。