題名が決まりました。「ふたりを待っていた」 | 水彩とパステルのアトリエ「マリンカ」 小泉彫ブログ

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と息を飲む…その繊細さと迫力に
大切な人からの優しさに気づき
幼い日の勇気を思い出す
そんな自分の心と向き合えるパステル原画のオーダーをお受けしています。

パステル教室も随時リクエストをいただいて開催します!

 

おはようございます

国立のパステル翼アーテイストつばさマリンカです。

 

こちらの絵「双子の天使ちゃん」の正式な題名が

決まりました!

 

「ふたりを待っていた」天使

 

この絵は Sさまがオーダーしてくださった絵なのですが

深いエピソードがあります。

 

いつもは私が題名をつけさせていただいているのですが

この絵にかぎって なぜでしょう...

そうならなかったのです。

 

オーダーをいただいた時

Sさまは妊娠中でした。

生まれてくる 双子の女の子の天使ちゃんの絵を。。

とのご依頼でした。

 

私はお2人のお子様のお名前を頂戴したら

どうかしら?と思ったので 絵ができあがってから

Sさまに託そうと考えていたんですね。

 

そしてSさまが つけてくださったのが

「ふたりを待っていた」です。

 

Sさまのメッセージを転載します。

是非読んでください。

 

天使

双子の娘たちとの日々の時間が、
どんどん濃くなって行く今日この頃です!
 
絵の題名ですが、
もしも私に付けさせていただけるならとても嬉しいです
 
実はご連絡を頂いた直後から、
絵を見つめるたび、私なりの感覚を研ぎ澄ませて
素直にタイトルを考えていたのです
 
タイトル
「ふたりを待っていた」
 
長い不妊治療の末、なかなか子供を授かることができず
何度もなんども涙を流し、生きる意味さえ見失う私でした
それでも諦めることができず、
いろんな挑戦をして、多くの方の協力を得て、
そして私の所へやって来てくれたふたりなのです
この子達と出会うまでに本当に長い時間がかかりました
ついに出会えたふたり
 
彼女たちは幸せを運んで来てくれました
喜びを運んで来てくれました
それまでの私が忘れてしまっていたものです
 
この時の思いを忘れたくなくて、
小泉様に絵として残して頂こうとお願いしました
 
今は、毎日眺めるこの絵のおかけで、
自分を見失う事がありません
新たな希望や目標ができ、
勇気を持って生活させて頂いております
天使
 
私自身も不妊治療を経験しています。
メッセージを読みながら 辛かった日々がフラッシュバック。
 
ゴールの見えないマラソンを
長いトンネルを走っているような
あの感覚を思い出しました。
 
いろいろな人生があります。
子供の居る人生
子供が居ない人生
 
そのどちらであっても
人生は幸せなはず。
そう思ってすでに 20数年がたっています。
 
辛い不妊治療をしてもなお
授からない人生もあると思います
 
それでも「生きている」ことは
素晴らしい。
 
今日のこの1日は
もしかしたら 「1日でも長く生きていたい」と
切に願う人が欲していた1日かもしれない。
そう思うと
やはり 精一杯生きていこうと思うのです。
「希望」を持って。
 
Sさまのお手伝いができたこと
本当に幸せです。
心の底から 絵を描いていて良かった と思います。
この機会を与えてくださったことに感謝しております。
ありがとうございます。

小泉 彫パステル画個展

希望ーーhope--

開催期間:12月19日(月)~12月25日(日)

       初日15時~19時

       20日から24日まで 11時~19時

       最終日         11時~17時

12月25日 ハープ奏者♡氏家 倫氏の生演奏があります!

美しい調べと絵をお楽しみください

 

開催場所: パレットギャラリー麻布十番 

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