一昨日、東京宝塚劇場 月組公演『カンパニー/BADDY』 阪急交通社貸切公演観てきました。
開演前、プログラムを読んでいました
上田久美子さんの文がとても良かったです
←上から目線ですみません
レビューに憧れて宝塚の演出家を目指したこと。
初めてのショーは「ようわからん」ショーだということ。
珠ちゃん(珠城りょう)を始め月組生に対する愛。
そして“グレーなものが押しやられて狭い範囲の白い領域だけで生きなければならないこの時代”と今の不寛容な時代に対する思いをこのショーに反映したとのこと。
読んでいてすごく共感を持ちました
ショーに対する期待が高まりました
さて
ざっくりした感想になりますが・・・
お芝居は、ストーリーが分かり易くどんどん進んで行って面白く観劇できました。嫌な気持ちになることが無く素直に楽しめました。原作を読んでいましたが、もうすっかり忘れてしまっていたのが、かえって良かったのかもしれません。
そして
期待のショーでしたが、ご本人が書いてらっしゃるように、まさに「ようわからん」ショーでした
なんだか騒がしく、誰が誰か分からず、ストーリーも理解できず、うるさく感じてしまいました
これからこういう斬新なと表現されるショーも必要になるのでしょうが、
私はまだまだ大いなるマンネリの定番ショーが好きだと感じてしまいました
だからと言ってこんなのダメというつもりは全くありません。
上田久美子さんの感性が生きる「ようわからん」ショーも舞台にしてほしいと思っています
あと3公演観ますので個々のジェンヌさんについて次回以降に書きたいと思います