『ドクトルジバゴ』 | shiratsuyuのひとことがたり

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一昨日赤坂ACTシアター 星組公演『ドクトルジバゴ』観てきました。

 

不評の方が多いこの公演ですが、私はお芝居に引き込まれて楽しむことができましたチョキ

 

1幕2幕とも1時間5分というのが集中できたと思います。

 

私は原作も映画も知りませんショボーン

 

ロシアに関しても常識以下の知識で、そこの医者の話ぐらいにしか考えていませんでした恥ずかしい

 

が、物語の展開に固唾を飲んで集中している私がいました。

 

物語の最後はちょっと肩透かしでしたが、ユーリとラーラの関係性は物語の中では十分考えられることで、気になりませんでした。

 

思いがけない再開をしラーラの境遇に心痛めるユーリ、そしてユリャーチンでまたまた出会う二人。その再開に心も体も結びつく。とても納得できます。

 

轟悠さんと星組組子との公演でしたが、星組組子の頑張りにとても感動しましたおぉ!

 

大劇場公演だとどうも琴ちゃん(礼真琴)が凄すぎて、組子の力を中々感じることができませんでした感動

 

この公演では、天寿光稀さん、せおっち(瀬央ゆりあ)、紫りらさんが特に印象に残りました。

 

オープニングがせおっちの歌。

えーっこんなに上手だったっけきらきら

いつも優し気で遠慮しているような雰囲気を漂わせている感じがしていたのですが、今回、革命家の青年から恐怖の将軍まで惹きつける惹きつけるすっかり取り込まれてしまいました。

 

悪役の天寿さんうれしい天寿さんもいつも上品でおとなし気な感じですよね。でも今回の役は憎々し気満載で引き込まれていきました。最後にラーラを逃がす場面で面目躍如いいところをみせました。

 

紫りらさんのはきはきとしたその口跡。すんなり耳に入ってくるし気持ち良かったです感動

 

主演の轟さん。お声がやはりかすれていました。年齢を感じてしまいました。でも轟さんの舞台は重厚で素晴らしいと感じました照れ

 

お相手のくらっちさん(有沙瞳)、私は可愛い感じの方よりくらっちさんのような何というかしっかり者タイプの方が好きです。大変な役だったと思いますがよく演じてらっしゃったと思います。轟さんとのハーモニー綺麗でしたsei

 

『ATERUI』といい『ドクトルジバゴ』といい星組は別箱でこそ本領発揮!?