５月23日博多座月組公演『長崎しぐれ坂』『カルーセル輪舞曲』マチネ、ソワレと連続２公演観てきました。
遠路はるばる博多まで行った甲斐がありました。
行くまでは、面白いのか？轟さん(轟悠)と珠ちゃん(珠城りょう)が同い年の幼なじみは無理があるのではないか？ちゃぴちゃん(愛希れいか)が檀れいさんの美しさを表現できるのか？ありちゃん(暁千星)がらしゃ？と疑問符が頭の中を駆け巡っていました。
すべて杞憂でした
『長崎しぐれ坂』はオープニングがすごく良かったです。
チョンパで幕が開き、珠ちゃんが真ん中で、ちゃぴちゃんとわかばちゃん(早乙女わかば)が左右に！その美しいこと！これですっかり魅了されてしまいました。
その後に轟さんがせり上がりで現れて、手古舞や蛇踊り、みつるさん(華形ひかる)や芸者踊りと続くプロローグがあでやかで素敵でした。
出島内の唐人屋敷にかくまわれた無宿者たちの行き場のない閉塞感がこちらにも伝わってきてお芝居を観ているのに少し疲れてしまったことは否めません。
楽しいとも面白いとも、また登場人物に入れ込んで悲しいとも思えないストーリーでしたが、轟さんの貫禄、珠ちゃんの溌剌、ちゃぴちゃんの芸者の艶、それにゆりちゃん(紫門ゆりや)とからんちゃん(千海華蘭)とあーさ(朝美絢)と月組組子の熱演で、気を抜かずに最後まで観ることができました
ショー『カルーセル輪舞曲』は次回に