夏の手持ちの襦袢は2種類

① 昨年夏に、初めて自分で仕立てた白い麻の紋紗

涼しくて夏以外でも重宝しました。

②染織こだまで見つけた爽竹。縦絽に緑と黄色の暈しが入っていてお洒落。身体に柔らかく添うので柔らかものの下に着てもよく馴染んでグッド。

洗えばすぐに乾くので

この2枚で充分と言えなくもないんですけど、

もう1枚、欲しいなと思っているんです。

ブロガーさんの記事などで

最近お見かける濃紺や墨色など、

ダークカラーの夏襦袢。

紗などの透ける着物の透け感を押さえて

9〜10月の残暑の日々を

お洒落に涼しく過ごすアイデアが紹介されていて、

試してみたいな、とは思うのですが、

なかなか理想の色の生地に出会えず、あってもお高い。予算も抑えたいし…

なら、自分でつくればいいのよね

リサイクルアプリで

私サイズの中古の本麻襦袢を

お安くゲットしましたよ。

ちょっぴりアクも出てるけど、染めちゃうしね。

まずは洗濯、漂白。

もともとドライクリーニングされていたのか、

溶剤の臭いが気になりましたが

しっかり洗ったことで解消しました。

付いていた絽の半襟は外しまーす

地衿はこのまま染めてしまうけれど、

私はその上に白い三河芯地を縫い付けるから

半襟の色に影響はないでしょう。問題なし

そしてユザワヤで購入した染め粉。

色々迷いましたが、黒にしてみました。

この瓶でTシャツなら2枚、

長襦袢なら1枚で使いきりの量です。

家にある1番大きなステンレス鍋に

溶いた染め粉と塩を入れ、

しずしずと襦袢を沈めて

30分。時々掻き回しながら様子を見て〜

ぬるま湯で濯ぎます、濯ぎます。

どんどんすすいでも、濃い紺色の水が

一向に薄くならない。

途中から台所洗剤も入れて洗います

またすすいで、泡が出なくなった頃

色止め剤の液に浸して40分。

色止めを二回繰り返してみました。

色止め剤は、

ひと瓶で4回分くらいありそうです。

最初はこんなだったものが

色止め後に水ですすぐと

かなりすすぎ水が綺麗に！

この後もザブザブ水で濯ぎまして、軽く脱水。

2回、色止め(色を抜いているよう)をしたせいか、漆黒よりは、墨色に近い印象かな。

ベランダの雨の当たりにくい所に干して、

長雨だから、時間かかるかな。

生乾きまでいったらアイロン掛けです。

さて、どこかに三河芯のバイアス芯地があったような…ゴソゴソ。

木綿の地衿の染まり方に比べ、

本麻はとてもきれいに染まるようですね。

地模様がクッキリ！

トータル2時間半で出来ました。

紫とか、紺色でもお洒落ですね。

今回紋紗は地模様が出ましたが、

無地の襦袢地だったら、

輪ゴムでくくって絞り模様とか、

遊んでみてもステキかも

次は…

って、何枚作る気かーい⁉︎

何となく、大丈夫そうな実感はありますが、

下着や補正への色移りが心配なので、

一応タオル補正でスタートしてみます。

着用時のレポは、また後日…

雨の日の遊び。襦袢を染める