Step1では、相手の好みを知ることによって
自分をどの方向にブランディングしていけばいいか
をお示ししました。

「相手の好みを知る」ことによって、ざっくりとした道筋をつけることができるようになると思います。

その方向性については、優位性が見出せるものである必要があるとお伝えしましたが、
その優位性を他人が納得できるように示すことができる方法について、これからお伝えしていこうと思います。

優位性と聞くと、「自分には人より優れているところなんてない。」と思われる方が多いのではないでしょうか。
それは私もそうです。
周りと比べれば、自分よりも美人な(かっこいい)人、頭のいい人、才能のある人が山ほどいます。
でも、冷静に考えてみてください。
今あなたが比較している対象は自分からみた基準でしか比較できていないのです。

特に自分よりも美人だなどの外見の基準については、
一番気になるところなのはよくわかりますが、主観に基づいた一番無駄な比較です。

具体例に落とし込めばよくわかると思います。
例えば、アジアンビューティーな黒髪で一重の女性が好きな人もいれば、アイドル顔で可愛らしい女性が好きな人もいます。
他にも、自分の周りにも「あの子は、顔がそんなにかわいいわけじゃないのに、なんかモテるし、なんかかわいく見えるんだよな~。」なんて人もいると思います。
でも、それを計る明確な評価軸があるわけではなく、それぞれの好みなのです。

ここで勘のいい方は気付かれたと思いますが、
だから、ターゲット(就職したい企業、好きな人など)の好みを知ることが必要ということです。
それぞれの好みを知って、
その好みの中での優位性を見出すことが重要です。

今までお話してきたことをまとめると
優位性は自分の軸で人と比べることは無意味であること
人の好みはそれぞれだからこそ、ターゲット(の好みを知ることが必要
ということがいえます。

では、ここでいう優位性とは、
もっとブレイクダウンさせていくと
自分のなかで、他のものよりも上の位置にいたり、優れた部分や性質をいいます。
自分のなかでの優位性さえ、あんまりわからないな~と思っている方は
身近にいる人に自分は他人から見るとどう映っているのかを聞いてみてください
私の場合は、「明るい」「ぱっと見はへらへらしているのに、意外と真面目だよね」と周りには言われることが多かったので、
自分の売りはそこなのかな~となんとなく思っていました。

こんなざっくりした感じなの?と思った方も多いかもしれません。
最初はざっくりで大丈夫です。
ざっくり感覚的に掴む方が
実は本質に近かったりするものですよね