「元気そうだね!」って言われて、
「元気じゃないよ」って答えた。
続けて私は、こう言った。
「誤魔化し、誤魔化し、生きてる。
自分を誤魔化しながら、生きている。
自分を誤魔化しながら生きてるから、
元気そうに見えるんだよ」
私は「それ」に気づいただけで、
これは今に始まったことじゃない。
笑顔の下では、泣いてたり、
大丈夫の下では、大丈夫じゃなかったり、
人っていうのは、そういうもの。
自分ですら知らないほどの自分が、
人の心の中にはある。
自分ですら気づかないほどの地獄が
人の心の中にはある。
私が心の蓋を開けたとき、
私の心は病んでいた。
