私自身、小さい頃から毎週のように病院に行く子供だったようで。
アトピーや喘息らをかかえながら、
症状が出ると当たり前のように薬を飲んで塗って
と過ごしてきました。
たまに出るくらいだったし、
その付き合い方が、当たり前だったんですね。
ただ、そういう生活をしていると、ふと疑問に思う時がやってくるのです。
このまま続けていて変わるのだろうか。
そう、その頃は、もちろん薬について調べようとすることもなければ
おさまれば、何事もなかったかのような日常に戻るわけで
どうしてこんなに症状が一気に治まるのかという疑問を持つこともなく。
もちろん、健康については興味ありありだったので
本や雑誌を読んでは、運動したり食事に気をつけてみたり。
心理学や精神的な本を読んで心と身体のつながりについて勉強してみたり。
この時点では、その勉強も中途半端だったな~と思います。
そこで、不思議な縁が重なって、アロマの学校に行きました。
今思えば、ここが、セラピストへの道のはじまりでした。
勉強したり、トリートメントの実技をしていくなかで
こんな世界もあるんだということを初めて知ったんです。
人の手が。植物の力が。
身体と心をこんなにも気持ちよく、楽に、幸せにしてくれるってことを。
そして、人の持っている自然治癒力のすごさに気づかせてくれたのです。
そして、身体のことをこんなに感じることってなかったな~と改めて思いました。
人の手で触られた部分が、身体で、脳で、心で感じ取っているんですよね。
その時間は、仕事やもろもろで常に外へアンテナが向いていた日常生活にとって
とても貴重な時間でした。
そんな出来事があり。
いつの間にかセラピストになり。
いろんな方に出会いました。
学んでいく上で、
食べているもので自分の細胞ひとつひとつが作られていくという
食事の大切さにもつながり。
外に中に現れる出来事や症状は、身体が心が訴えかけている
アピールなのだという
身体と心の密接な関係。
その他は、ここでは書ききれませんが。
最終的には、人って面白い。すごいな~と思うのですが。
自分のことを、人の心や身体や構造や・・・知れば知るほど
ほんと、人はいとおしく、愛すべき存在だな~と思うのです。
そんな気持ちで施術させて頂いているので
自然とそんな気持ちが手を通して伝わればなと思います。