【ここで書いてる乳癌とは私のタイプの乳癌のことです。そして私がこのブログで書くことはあくまで私自身に合っていたというだけですので、全ての癌患者の方々に勧めることではありません。ご理解いただいてから読んでいただけますようお願いいたします。】
乳がんが発覚したときのこと。。
本来乳がんは痛みはないのですが、私は耐えられない激痛があり、病院で検査を受けることになりました。
右胸から右腋、そして背中までが痛くて痛くて痛み止めを飲んでも寝れないくらい痛くて。
すぐに予約が取れたブレストクリニックではマンモグラフィーとエコーをしました。
痛みがあったのは、おそらくしこりが大き過ぎて周りの乳腺や乳管を圧迫してしまい、激痛があったのではないかとのこと。
で、、
すでに10cmのしこりがあった胸をマンモグラフィー検査をする

ここで実況中継するとあまりにも痛々しいので控えますが、、
普通の状態だったら「いたいー」くらいは言えるほどなんですが、しこりのある胸のときはとりあえず声が出ないくらいの痛さで、そのあとのエコー検査は吐き気で殆どできないくらいでした

でもマンモグラフィーで十分わかるくらいのしこりなので、少なくともステージは2B以上という診断。
その結果を持って癌に1番特化した病院に行き、針生検や心電図、レントゲン、PET-CTなどのいろんな検査をした結果、右腋への転移、右胸の内側のリンパへの転移、胸骨転移も見受けられたためステージ4という診断を受け、さらには胸椎への転移と左胸と左腋への転移の疑いもあるも言われました。(左胸、左腋はこの時点では原発か転移かは分からず…)
左胸、左腋は改めて針生検を受けこちらは今のところ良性である、胸椎への転移は造影剤を使ってのMRI検査の結果、こちらも現段階では癌とは見受けられないという診断を受け、少し胸を撫で下ろしました。
それでもステージ4ということには変わらずで。
ただ、はじめの段階では「完治は見込めないため延命治療のみ」の一択だったのが、「数種類の抗がん剤→手術→抗がん剤→放射線治療」という道も提示されました。
迷いに迷った結果、抗がん剤をすると体力がなくなるのは目に見えていたので、「年内のコンサートが終わるまでは動ける体でいたい」ということを先生にお伝えしたところ、終わるまではホルモン治療のみを続け、コンサートが終わる11月末の時点で再度今後どのように治療をしていくかを話し合うことになりました。
となると、遅かれ早かれ抗がん剤を使うという確率が非常に高くなり、どうせするなら自分の体に1番効くものを使ってもらいたいと思い、それを調べる検査のオンコノミクスプラスを受けたいなと。
でもステージ4の患者は保険適用の病院ではオンコノミクスプラスの検査はできないんですよね、、
なので、ステージ4でも検査をやってもらえる自由診療のクリニックに行きました。
オンコノミクスプラスは血液検査なのですが、自分の血液からどの抗がん剤、どの分子標的薬が何%の効果があるか、進行中の悪性癌を抑制するにはどのサプリメントが良いか、放射線治療、温熱治療は効果があるか、、などなど治療をするにあたって有益な情報がたくさん出てきます。
それによると、私が病院から出されたベージニオという分子標的薬は5%しか効ないんですが、サプリメントのコエンザイムQ10は30%効くって😳
要は、コエンザイムQ10を続けて飲んでる方が乳がんに効くってこと💦
あくまでこれは私の体に対してということですのであしからず、、
他にも効果のあるサプリメントはたくさん分かりましたし、有難いことに私の乳がんに効果が高い抗がん剤も数種類見つけることができました。
温熱治療、放射線治療も高い効果が有ると出たので、まずはオンコノミクスプラスの検査をしてくださったクリニックでマイクロ波の温熱治療を受け始め、それと並行して高濃度のビタミンC点滴(50g)もスタートしました。
温熱治療を受けたのは元々低体温の体を芯から温めて少しでも免疫を上げるという目的もありましたが、それ以上に効果がありました!!(体温が1℃上がると免疫が30%上がるので)
左がまだなんの治療法もしていない6月頭
真ん中が1ヶ月半温熱治療をしたあとの9月頭
右は一か月間放射線治療をしたあとの11月頭
放射線治療をする前の9月頭の段階で右胸と右腋の黒い部分がかなり無くなりました。
この時点ではすでに分子標的薬のベージニオは副作用の方がかなり出てしまって休薬して飲んでなかったので、温熱治療とビタミンC点滴、あとは自分の体にあったサプリメントを飲んだ結果かと思います。(ベージニオに関してはまた別記事で書くと思います😓)
放射線治療は再発したくない、という理由でダメ押しでしました。
ここで何をお伝えしたいかと言いますと、癌がわかったはじめの段階で自分の体に対してどの治療が合うのか、どの抗がん剤、薬、サプリメントが合うか、、などを把握することをお勧めしたいなと。
そうすると、無駄な「時間、労力、お金」が少しでも減らすことができるかと。
癌治療はこの「時間、労力、お金」がものすごくかかってしまいます。
そして、「打つ手は残しておいてほしい」ということを強くお伝えしたいです。
はじめから何種類もの抗がん剤を使用しても効果がなければ意味がないですし、どんどん使える薬が無くなっていってしまいます。
抗がん剤を否定している訳ではありません。
良い薬はたくさんありますし、人によっては抗がん剤や手術をすることが1番効果のある治療という方もいらっしゃるので。
逆に温熱治療や免疫療法、遺伝子治療が全く効果が出ないという方もいらっしゃいます。
治療法も抗がん剤や分子標的薬も生きるため、治すためにうまく使っていってほしいだけなんです。
私も権威のある病院の先生から勧められるとそれが良いと思ってするつもりでいましたし、ウィッグやそれ用の帽子まで用意してましたから💦
あの時こうしておけばよかった、、と後悔はしてほしくない。
その思いからこの記事を書きました。
癌治療をされている方、ご家族や周りに癌治療をされている患者さまがいらっしゃる方の参考に少しでもなったら、、と思っています。