花入と敷板等についてまとめてみました。

備忘録のようなまとめ方で、失礼致します。

茶花をかざる時、ぜひ心がけたいものですね。

 

 

<花入の種類と真・行・草>

・真:唐金、青磁、彩磁、白磁、祥瑞、染付

・行:砂張(さはり)、磁気の釣花入、施釉国焼(備前、伊賀、信楽、瀬戸、唐津、萩など)

   唐金花入の形を写した楽焼

・草:南蛮、無釉(釉薬のかかっていない)の陶器、楽焼、竹、瓢(ふくべ)、籠、木工など

 

 

<敷板>

・床が板床の場合は、基本的に敷板は使用しない

・真の敷板:矢筈板

   利休形は檜木地の黒真塗。板の木口が矢筈形で、上側の寸法が下側より

   大きく、広い方を上にして使用する。

・行の敷板:塗りの蛤端(はまぐりば)。

   利休形は桐木地の溜塗。木口が蛤貝を合わせたような形で、真塗、溜塗、蝋色塗、

   黒掻合せ塗などがある。

・草の敷板:木地の蛤端または丸香台。

   丸香台は、利休形は桐木地の掻合せ塗

・籠花入の場合は敷板は使用せず

 

 

・掛物と花入を一緒に荘るのを「諸荘(もろかざり)」と言う。

・茶事では、初座は軸、後座は花をかざるが、お稽古時や茶会などでは、

 諸荘が多い。

 

 

<敷板を置く場所>

・縦一行の掛物を掛ける場合

 下座すなわち茶道口に近い側に置く。

・横物の掛物をかける場合

 花入の格によって位置が決まる。

 真の花入:床の中央。行草の花入:下座

・香合を荘る場合は花入の反対側。

 

 

今日はお茶会に遊びに行った。

秋の風情が感じられる、素晴らしいお茶会だった。

 

二席あり、広間の席は中置のお点前。

この季節ならではのお点前だった。

 

写真は、広間の席にかざられていた山野草。

 

・吾亦紅(われもこう)

・水引(みずひき)

秋海棠しゅうかいどう)

・女郎花(おみなえし)

杜鵑草(ほととぎす)

 

小間席は、点前畳が台目畳のお茶室だった。

 

<今日のお点前を拝見して…>

 

・仕付棚(中段)に薄茶器を荘っておく。

・建水を運び出す際に、替茶碗を右手に乗せて入る

・仕付棚の場合は、湯返しはしない。

・本仕舞

・柄杓&蓋置は入の字かざり(棗、茶杓は、拝見のあと持ち帰る)。

 

以上です。

明日からの1週間も皆様にとって素敵な毎日になりますように♪

 

裏千家における、右足、左足についてまとめてみました。

本勝手の場合です。

逆勝手の場合、花月の時など、

足の運びの応用バージョンは多々ありますが、

まずはこの基本バージョンが大切ですよね。

 

ちなみに裏千家では陰陽五行を基に作法が考えられており、

右足は陽、左足は陰にあたります。

そして原則は、

点前座は右足から入り、畳の敷合せの踏越しも右足です。

 

つまり原則は(本勝手の場合)、

正面茶道口も廻り茶道口も、茶道口は右足から入り左足で出る。
 

この例外というか、

覚えておくべき事項について、以下、整理してみました。

 

 

<亭主>

 

茶室に入って、茶道口の襖を閉めてから立つ時(炉の時など)

→左足で立つ

 

 

<客>

 

○お席入りの時

・右足で越えて、床前に→お軸やお花を拝見。

・拝見の後は、左足を立てて立ち、向きを変える。

・畳の線は左足で越え、踏込畳へ。

・踏込畳で足を踏みかえ、畳の線を右足で越えて、釜の前に→お釜等の拝見

・拝見後→左足で立って向きを変える。

・畳の線を左足で越えて踏込畳へ。

・足を踏みかえて、右足で自分の畳の前の縁を越えて自分の席へ。

 

 

○お茶を頂いた後、お茶碗を返す時

 

・亭主との距離が畳1畳分以上:立って返す

・亭主との距離が畳1畳分未満:にじって返す。

 

<立って返す時:正客とお詰が出合いで返す場合>

 

・正客、詰ともに右足で立ち、右足で畳の縁を出る。

・帰るときは、正客、詰ともに左足で立ち、左足で自分の前の畳の縁を越える。

 

○薄茶点前が終わり、拝見も終了。その後、詰が菓子器を茶道口に返す時。

・出る時:右足で立つ。畳の線を右で越える。点前座は右で入る。

・戻る時:左足で立つ。畳の線を左で越える。自分の席に左で入る。

 

 

以上です。

あまり足の運びに気を取られますと、

他の動きが不自然になりますので、

何度も練習して、スムーズに行いたいですよね。

 

では。素敵な週末を♪

1011日(火)は、中野サンプラザで研究会があった。

茶名以上の方を対象にした研究会。

日程があったため、今年初めて参加した。

内容は下記の3つだった。

 

・真之炭(炉)

・真之行台子(炉)

・台子の濃茶付花月

私は、お恥ずかしい話、真のお点前に関しては、

まだ完璧なノートが完成していない。

9割程度の出来といったところ。

あと数年かかれば完成するのかな。

 

今回も一生懸命ノートをとったが、

何しろ、舞台の上の方が上手すぎて、

流れるようにお点前をするので、もだえました笑

 

さて。備忘録程度に、

真之行台子のお道具の取り合わせについて記してみます。

 

<お道具>

・真台子(黒の真塗り)。

・唐金の皆具(水指・建水・蓋置・杓立)

・真塗の中次

・真の茶杓(象牙)

・天目茶碗(仕覆は真の結び=三ツ輪結び)+唐物天目台

・若狭盆の上に唐物茶入。

・洗台+茶巾(大茶巾)・水次は曲げを使う。

・建水は蓋置を入れ、柄杓の前に飾りつけ。

・柄杓は差し通し。

 

今週末は、明日がお稽古、明後日がお茶会。

皆様にとりまして、素敵な週末になりますように♪

利休曰く「茶花は、野にあるように」とのこと。

利休七則の中の1つですね。

 

10月は、風炉の最後の月です。

11月は開炉にあたり、厳密にはここから新しいお茶を頂きます。

つまり10月は、茶道の世界では暮れにあたります。

 

そこで10月は、名残りを惜しみ、

花も、いつもの季節とは異なる形で活けます。

 

茶花は普通、開花期よりも少し早めのものが喜ばれますが、

10月すなわち名残りの季節では、

盛りを過ぎても咲き残ったものや、遅れ咲きのものを好んで活けます。

そして名残りを惜しむというわけです。

 

またいつもはちょっと淋しく、

侘びを感じさせるように活けますが、

10月は賑やかに、花入れにいっぱいに活けます。

 

今日いけたお花は、

  ・ヤハズススキ(矢筈薄)

  ・シュウカイドウ(秋海棠)

  ・シオン(紫苑

  ・ワレモコウ(吾亦紅

  ・ニンドウ(忍冬)

 

この中で一番好きなシュウカイドウは、

花言葉は「片思い」だとか。

名残の季節ならではの切なさが良いですね。

 

さて花の種類は、1種類、2種類以上の場合は、

3種類、5種類…と奇数にするのが約束です。

 

今日も皆様にとって素敵な1日になりますように♪

 

 

 

五行棚は画像のように、竹の三本柱の棚。

板、地板に、陰陽五行でいうところの、木火土金水を納めるところから、

このお棚の名称が付いている。

風炉の中置用として使われ、

地板には土風炉を乗せるのが約束。

 

1つ節を向こう柱とし、2つ節を客付き、2つ節を勝手付きにして使用する。

 

天板の上になつめをかざり、準備完了。

 

五行棚

 

<このお点前の注意事項>

  ・細水指を使用する。

  ・水指の置く位置は、勝手付け。敷板の半がかり。

  ・竹の蓋置を使用する。天板にかざる場合は花押のあるものが望ましい。

  ・水指の蓋は、2手で扱う(開けたら、水指の左側にたてかける)。

  ・湯返しなし。

  ・本仕舞のみ。

  ・蓋置は、地板の左側、手前に置く。柄杓は地板の手前に、横に置く。

  ・最後のかざりつけは、

    薄茶:入りの字かざり

    濃茶:柄杓は天板の左側。なつめは天板中央。蓋置は柄杓の右横、天板の手前側

 

 

名残の季節ならではのこのお点前、いいですね。

涼しさを感じさせる水指も、客から敢えて遠いところに置いているんですね。

 

こんな感じで、お稽古や茶会などのたびに、

備忘録程度のブログを書いていきたいと思います。

末永くどうぞ宜しくお願い致します。