around the secret -8ページ目

+ windows7を入れてみたりした。

sowju.com-食べるラー油製作中 ・・・・・・4月に。


 思えば脱Windows2000も2008年前後。とても遅かった。私は基本、反復行動大好き、前に進まない子だ。

 

 XPの出始め、パソコンのサポセンで副業していて「何この使いにくい、お節介機能満載のOS、windowsは2000が決定打!」なんて思ってた。

 コンパネのカテゴリ表示も邪魔(1回多くクリックしなくてはいけない)、フォルダ開いた時の左側の「何をしますか?」画面も邪魔、勝手に起動しては不具合を引き起こすwindowsUpdate。


 その後会社がXPを導入し始め、メインマシンもXPになり、ようやく殆どの一般的な画面を脳内再生出来るようになった頃、やっとXPが可愛くなってきた。

 

 今までの私だったら、脱XPもあと5年後くらいだったんじゃないかな。でも2ちゃんのコピペで号泣した勢いでwindows7インストール。


 このコピペの言う事は、ものすごくよく分かる。だけどPCが生活の必需品になればなるほど、そんな気持ちよりもトキメキよりも、安定と安全を取るようになっちゃうんだな。


 だけど。思い起こせばパソコンを始めたのは仕事の為でも何でもない。「未来が見えたから」「ものすごい事が出来そうな気がしたから」。

 トキメキは過言ではなく人生を変える。


 このコピペ、Vista時代に見てなくてヨカッタよ。


Windows2000へ
今日Windows7が届いたよ。君との時間はこの2chへの書き込みを最後にしようと思う。
この書き込みが終わったら、君のいるHDDを消してWindows7を入れるよ。
消してから新規インストールすると設定とか、普段さりげなく使っていたアプリとかわからなくなっちゃって苦労するけど、
そうでもしないと、きっと僕はまだ君に依存してしまうと思うんだ。

本当はもっと君と一緒に居たかった。
新技術が出てもWindows2000でまだまだやっていけると言う事を証明していきたかった。

でも君と出会った頃の事を思い出したんだ。なぜWindows98からすぐに君に乗り換えたのか。
それは君に"未来"を見たからだ。Windows9x系とWindowsNTの統合・・・それはWindowsに安定をもたらし飛躍的に進化させる。
いつPCが落ちるかそんな不安感じないようになった。
たくさんのアプリを同時に起動して並列に作業する事も当たり前にできるようになった。常駐アプリでPCの補助をさせる事も全然苦痛じゃなくなった。
今では当たり前に感じている事がWindows98の頃には得られなかった事なんだ。だから僕はすぐに君に飛びついた。Windows98じゃ実現できない"未来"の為に。

でも最初は苦労した。対応アプリ・ドライバが少なくてできる事も少なかった。
Windows98利用者から「飛びつきプギャ-!wwww」「結局使えないWindowsNT」などと言われてた。
一緒に悩み、一緒に苦悩した日々、今となってはいい思い出だ。

僕はその思い出を大切にしすぎた。君は僕の事をどう思っているだろう?きっと過去にしがみついている僕の事を心配しているんじゃないだろうか?
僕が君の立場になって考えてようやくわかったんだ。
自分じゃもう新しい未来を見せてあげる事はできない。現状維持だってままならなくなってきている。
こんな自分に捕らわれていてはあなたの為にはならない・・・俺が君だったらきっとこう思っただろう。

だから僕はそろそろ行く事にするよ。
Windows7にしたからって君が居なくなるわけじゃない。Windows7の中にも君はいるし僕の心の中にだって居続ける。

未来を見続けさせてくれてありがとう。たくさんの思い出をありがとう。
今までありがとう。さようなら。


 ついでにWindowsMEたんのコピペ でも号泣したな私。windowsServer2008たん とか居ないのかな。


 あれ?ところでWindowsXPって2001年末発売だったの?Windows2000と2年弱しか被ってないの?なぜか2003年発売だと思ってたぜ。

+ 2009年読んだ本

 今年の収穫は森見登美彦でした。
 「夜は短し」でアラこのひと筋が通ってるわと思い、暫く買いあさりました。
 一番好きなのは四畳半神話体系かなぁ。遊び心と真面目さの丁度良い兼ね合い。


【香山リカ,岡崎 伸郎】
  精神科医の本音トークがきける本―うつ病の拡散から司法精神医学の課題まで
 香山リカって雑誌の見開きで読むには好きな人なんだけど、本で買うといつも失敗だったと思ってしまう。
 自分でも良く分かっている現象に何となく名前をつけられて一通り解説をされ、それで「ま、よくある事だからがんばってね」と何だか突き放された気がしてしまい、後味が悪いのだ。
 それが医療というオチがない世界だったとしても、単行本で本を買う場合は、一冊を読み終わる頃に何かしらの結論なり救済らしきものを求めてしまうからだろうな。 


【マイケルムアコック】
  スクレイリングの樹
  白き狼の息子

 白人的には「頬が高い」というのは美形の条件らしい。
 今までずっと彼の作品に出てくるエルリック達の「頬の高い青年」という描写を「美形なのに、惜しい事に頬が高い(エラが張ってる)」のだと思ってた。
 そうか白人は放っておいても鼻は高いし彫りも深い。日本人が思う「扁平顔で頬だけ高い」とは根本的に違うんだなぁ。
 さておき、FFと同じく、ムアコックは天野喜孝でなきゃ。


【山崎 豊子】
  白い巨塔
  華麗なる一族
  花のれん


【宮尾登美子】
  
 何故か私の頭の中では山崎豊子と有吉佐和子と宮尾登美子はセットになっていて、それでも宮尾登美子は後味悪いなぁと感じる事が多い。
 山崎豊子が描くのが(負けだとしても)ある種の英雄伝だとすれば、宮尾登美子は成功や失敗、正義も悪もないまぜになった庶民の生活の描写だからなのだろう。
 宮尾登美子を読む度に男というものに腹を立てる。今回も然り(笑)


【倉橋 由美子】
  あたりまえのこと
  よもつひらさか往還
  老人のための残酷童話
  偏愛文学館
  聖少女
  暗い旅
 年始の断食道場で、「倉橋由美子の怪奇掌編」を読んで、昔吸っていた空気の匂いを思い出しAmazonで大量購入。
 普段、生活とエロを融け合わせず生きている私にすれば、そこかしこにエロがあり、エロで行動や思考や運命さえも決めてしまえる程のこの世界は異次元だ。倉橋由美子の主人公の多くは女性で、ある程度知的階級なのにだ。思考パターンがまるで理解出来ない。


 暗い旅 などは一人称が「あなた」。「あなたは**する」の文章は、読み進んでいくとどうしても自分になりきってしまう。そこへ次々放り込まれるエロはある意味読んでいる者に対する強姦に似ている。
 正直、エロがなきゃ良いのになぁ・・・・・と思ってしまう耐性のない私。だけどそれがなくては別の人の作品になってしまうしなぁ。


 偏愛文学館の辛口批評っぷりはとても清々しいものがあった。
 去年読んだ「日本一の辛口文学評論家 斉藤美奈子」とは比べものにならない、とても偏愛的で読み応えがあった。本なんて個人的なものに、一般論ばかり語られても仕方ない。聞きたいのは「あなたがどう思ったか」。


 「これは素晴らしい」「これはつまらない」と言い切ってしまう文章は大人気ないのかも知れない。もっとどうにでもとれるようなお茶を濁した文章の方が高級感があるのかも知れない。何より安全だ。
 だけど、保身もせずにこんな直球を投げてくれる人は、そう居ない。ありがとう。

 しかし私が産まれる10年以上前にデビューされている人なんだ・・・。そしてもう鬼籍に入られた人なんだ。時代を超えて、ちゃんと読んでますよ私。

【藤原新也】
  藤原悪魔


【久坂部 羊】
  無痛
  安楽病棟


【帚木 蓬生】
  破裂


【森見 登美彦】
  四畳半神話大系
  太陽の塔
  きつねのはなし
  夜は短し歩けよ乙女
 幻想水滸伝1をやった時と同じ。夜は短しの最初で「もしかして掘り出し物を当てたんじゃないか」と思い、1ページ1ページ惜しむように読んだ。
 四畳半神話大系も好きなタイプの話で面白かった。


【田口ランディ】
  コンセント


【石田 衣良】
  傷つきやすくなった世界で
 香山リカに限らず、雑誌連載対談やコラムの纏め本って買ってまで読むものではないよなぁと。
 それに限らず石田衣良はもう面白くない。


【東野 圭吾】
  赤い指


【獣木 野生】
  蜘蛛の紋様 (3)

 今も新刊を待って読み続けている漫画は、これくらいだ。


【司馬遼太郎】
  坂の上の雲
 歴史・地理を含む社会科全般が全く駄目+空間認識も苦手な私には、読み進めるのがしんどかった。


【番外 三原順 再読】
  Sons
  初めて読んだ10代ではトマスのスマートさに惹かれた。神様に愛された悪人ウィリアムの化けの皮が剥がれるのを期待し、アイダに制裁が下る場面で「現実にもこういう事が起こってくれないものか」と願った。
  10年ほど経つとダドリーのダダっ子ぶりに昔の自分を重ねて愛おしみ、それでもなんて強くて頭の良い子なんだろうと思う。リアルにこんな子が居たら落ちこぼれなんかじゃ、決してない。汚れた大人代表、ウィリアムの気持ちもちょっとわかるようになる。アイダの気持ちは相変わらず分からない。
  最後の1冊、丸々を費やしての「少年時代の終わり」の話は描写がとても丁寧で素朴な切なさがあり、私のリアルタイムでの少女時代の終わりに重なる。

 ところで皮肉なことに、DDの母エレは容姿が私の母にとてもよく似ている。

【番外 タニス・リー 再読】
 予想はしていたが、もはやあの幻術は私には効かなくなっていた。私の足はしっかりと、日本の某県の、とても現実的な地面を踏みしめている。
 だけど、タニス・リーの小説で平たい地球を旅し、その熱気に心地よく酔っていた10代の自分は正しかったと思う。

+ 4月から7月へ。

 放射線治療と抗ガン剤を2クール。
 放射線は一生のうちに打てる量というのが決まっているそうで、間に数年空けたとしても、それ以上は打てないそうだ。
 大部屋の窓際。元気そうに見えるのだけど、やっぱり体調は優れないようで、差し入れの本も漫画も目を通すだけの気力がないという。

 「この間、やはり殆ど食事せず」・・・と当時の日記には書いているが、手術後や退院後の食事量を考えると、まだまだ食べていた方だと思う。

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 手術の日。
 ネットで調べた内容とほぼ同じ、とても大きい手術だ。
 
 それでも開腹して転移が多すぎるようだと、手術をせずに閉じると説明を受ける。
 控え室で待ちつつ、家族呼び出しのアナウンスのたびにドキドキする。5時間以上呼び出しがなければ、取り敢えず大丈夫だという事。

 患者家族の控え室では、同窓会のように盛り上がる親族が一組。「ひさしぶりー!」「最近どうしてる?」などとキャッキャと盛り上がっている。思わず殺意を抱いて睨み倒すが、楽しんでいる人というのは盲目状態なので全く効き目なし。桐野夏生の「あなたの幸せは周囲の不幸」というのは、実に当たっていると思う。

 持っている本が久坂部羊の「廃用身」で、こんなシチュエーションで読む事に疑問を感じながらも一気に読んでしまう。
 待つ時間というのも辛いもので、12時丁度に売店のお弁当を食べる。

 ゲームというものの存在すら知らないような母が、「何でもいいから、携帯のゲームない?」と聞いてくる。余程気を紛らわせたかったのか。
 ぷよぷよや、テトリスなど教えるが、もともと馴染みがない所に集中も出来ず、1分も保たない。

 夕方4時ごろ、「流石にもう大丈夫かな」と思い、病室にコーヒーを取りに行く。
 帰ってくると母と看護婦が話しているのが廊下の端から見える。
 ヒヤっとして走りこむと、手術完了との事。
 執刀医の有名な先生から説明があるから、と少し待つ。
 切り取った病変部位を見せてもらい、「見える所は全て取れたが、転移が激しく、再発の可能性は高い」と言われる。

 「再発しないようにする為にはどうすれば良いんですか?再発したらどうすれば良いんですか?」と尋ねると、「再発した時に治療が出来るよう、体力をつけることくらいです」と言われる。

 ICUへ。
 「意識がない状態の人」を、初めて見る。

 それでも無事手術が終わったと言うことで、何故か「完治した」くらいに浮かれてしまって、夕食に母と回転寿司を食べる。

+ 幻想水滸伝ティアクライス

 出ていた事すら知らなかった幻想水滸伝ティアクライス。タイトルくらいはアジアンテイストを留めておいて欲しかったのに何故にドイツまで飛んでいってしまったのかかお

 6じゃなく新章にしたのは、いつでもPSに戻って来れるようにかしら。
 常日頃から、義務的にPS+ポリゴンにされるよりは、DSで良いから良質のドット絵が良いとは思っていたのに、実際DSになってみたら「画面が小さいとやっぱり感動も小さいなぁ」と感じる。


 バッドエンドを含めて、この人(幻想水滸伝5の人)のシナリオは、好きかも知れない。
 幻水本来の人の絡みや個性はややアッサリ。今回は話自体が面白かった。


 善悪の価値判断、キャラクターがやや若向けかな?と思う所は多々あり。
 主人公の口癖「やってみなきゃ分からないだろ!」も、確かに作品のテーマではあるが、ちょっと言い過ぎ感が。誰が考えても負けると分かってる無鉄砲な戦法に「やってみなきゃ分からないだろ!」の選択肢はないだろう。
 加えてシリアスなシーン、親や祖父世代の相手にタメクチで「オッサン」を連呼する辺り、あまりの空気の読めなさにビョーキか?と感じてしまう所もあり。。
 だけど今回の主人公は話の流れに沿って動く良い子ちゃんだったので、沢山喋ったとしても幻水従来の無言の主人公と変わりなく馴染めたかな?


 「ティアクライス」なんて名前だし、地方戦争じゃなく世界懸けて戦っちゃってるし、紋章も出て来ないし。そもそも百万世界なんて概念、幻想3(私的には幻想じゃない)でチラ出した程度じゃなかったっけ。
 だから「幻水で出す必要なかったんじゃ?」とは思ったものの、「百万世界のそれぞれの108星が」と言われた時の「108人」が、幻水ユーザーには歴代108星一人一人の顔や性格やバックグラウンドが活き活きと蘇るのだ。その意味では勝ち。


 探偵が居ない分、仲間集めがしんどくて。一週目は勿論ワスタムを取りこぼし、自動的にノムノも仲間に出来ず。
 決戦前夜のリキュアに「本拠地のメシは不味いんだよねー」などと言われたら、もう謝るしかない。ヨミとチハヤも仲間にならず。
 探偵で一番好きなのは5のオボロ探偵団だけど、2のタキおばあちゃんのキャラも捨てがたい。アーニャの喋りを聞いてると、オニールさんくらいにはなってくれそうに感じたのだけど、アーニャにその機能はなかったらしい。ちなみにこの3人、宿星は一緒。


 協力攻撃がワンパターンだったし、目安箱もなかったし、お風呂もなかったし、小さい遊びがなかったのが残念。アニメーションは多少少なくても脳内補完出来るんだから、細部の作り込みが欲しかったな。
 お風呂やるとしたら宿星的にはヌムヌが番台か・・・。見たかったな。


 グラフィックも少し残念だったかなぁ。
 味方→美男美女、敵・雑魚・やられ役→適当で、「おっちゃん」のデフォルトが盗賊にしか見えなかったり、子供の絵も大人デッサンのまま小さくした感じで、愛らしくない。
 ディルクの、一目で「主人公のステッピングストーン、死亡フラグつき」と分かるグラフィックも何とかして欲しかった。美形にする必要はないにせよ、もうちょっと違ってたら、もっと感動出来たのにな。
 

 敵キャラではコノンが可愛かった。よく動く表情筋といい、逆ギレ時の「君たちのせいだからねッ!」という責任転嫁っぷりといい、てっきりユーラムの位置づけで味方になると思ってたのに残念。


 「一なる協会」は、「運命は決まってるから、ムダに迷ったり足掻いたりすると傷つく」という前半の解釈の方ならまだ分かるけど、その人が一番幸せだった一日を延々と繰り返す という意味だったなら、魅力なさすぎ。
 毎日の記憶がリセットされつつ繰り返すならそもそも繰り返しに気付けないから有難味がないだろうし、記憶がリセットされないなら飽きるし気が狂うし地獄だろう。


 ロベルトがフリックに見えて仕方なかった。風船で飛ばされ勝ちな誰かのせいで、運が良い天暗星ルオ・タウのことが信じられない。あれは偽物ではなかろうか。
 ディアドラの声もちょっと暑苦しく。ソフィアの顔グラも前半は妖怪に見えてしまう。美女攻撃要員ならもうちょっと何とかならなかったものかと。
 このテのキャラに対していつも思うのだが「お父様(お兄様、恋人等)に刃向かうものは許さない」は、ちょっと安直すぎやしないかと。尽くす対象が変わると、信条さえも180度変えてしまえるものなのか?


 自称お母さんの棒読みも、あれはあれでアリかなとは思ったが、歌、上手くないじゃん・・・そっちがビックリ。そこそこ有名な作品のテーマを何でこんな普通の子に歌わせるのだろう。2のアンネリー役の高橋由美子(開発スタッフ)のが全然上手。


 ストーリー上、ラスボス戦は何度やってもシトロ4人組になっちゃってました。
 クエストがあるからメイン以外のレベルも上げなきゃダメで、お気に入りのメンバーはヌムヌとネムネとネイラ様。

 今回のナニヌネノ戦隊はゲンスイ2のムササビ戦隊以来(以上?)の可愛さ。

 ナムナは手が可愛いし、ネムネは歌が可愛い。勝った時の踊りは武器によって変わるようで、手裏剣を持たせた時は、両足でぴょんぴょん飛びはね、槍を持たせた時は、片足で交互に跳ねる。カワイイ。
 踊りだとか可愛い系はヌムヌの得意分野だろうなと思いきや、ヌムヌは割と落ち着いていて、踊るポーパスは意外とネイラ様とネムネの女の子チームだけであった。

 「あたしの歌をきけ~!♪」のセリフや、「しょぼーん」「ちゃんきゅっ!」「きゅー」の声がイチイチ可愛い。
 ヌムヌの悪意を秘めた円らな瞳も良い。これが人間だったら「血ィ吐くまでブチ喰らわす」所だけど、セリフは正論というかある意味プレイヤーの気持ちそのまま。

「青き流転の書、がんばって取り返そうねっ!!
つーか、おめえが取返せよ。おめえの目の前で持ってかれたんだからよ。
「ニンゲンっておもしろいこと考えるんだね!ボク、驚いちゃった!
つーか、マジうぜえ・・・アタマおかしいんじゃねえのか、総長ってのはよ・・・
 もぉ、いちいちごもっとも。忠誠心の下にひたすら熱血してるアスアドとかよりずっとマトモに見える。
 かと思えば
「毎日ニンゲンさんと遊べて楽しかったよ!!
・・・すぐ飽きたから戻って来たんだけどな。」
・・・ヌムヌの「幸せな一日」はニンゲンさんと遊べた日だったのかと思わせる可愛い一言もあったりして。・・・なんというツンデレ。


 ロベルトやアスアドではなく、ラバキンとかワスタムとかホツバとかゴルヌイやルバイスにキュンとなってしまう辺り、自分の年齢を感じました。あれ?でも5のお気に入りはツヴァイク先生やリヒャルトだったので、別に好みが老けたわけでもないのか。
 ザフラー医師の「(敵の手当をしながら)私が患者を選り好みするのは、憎しみではなく楽しみのためだよ」は格好良かったなぁ。


 色々書いたけど、私の中では総合で90点台でした。面白かった。


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 宿星について語ってみます。

 グレミオやリオンの立ち位置の天英星はマリカ。これはお約束かな。死ななくて良かった(笑)
 じゃぁジェイルはどこかというと、パーンやセシルの天退星。ビジュアルと声は良かったけど、あまりの主人公大好きっぷりに、コナミのドス黒い計算を感じたり。
 ビクトールの天孤星はルバイス。グッジョブ。
 クライブの天捷星は、ザイン。無口つながりでベレムエルかと思ったが、よく考えれば5ではココはハスワールさんだったのね。
 ベレムエルといえば、設定が多そうなのに、今ひとつ出てこなかったような。
 チャコ、トーマと来た天巧星はビジュアル的にナズかな?と思いきや、ナズは天空星。歴代天空星はイマイチ記憶になく・・・ああ、2のジェスね。天巧星はティグール爺さんでした。あれれ?

 そしてゲオルグの天異星は、ドガなのか。ゲオルグの後にしてはイマイチ地味な人だな。
 2の旅芸人3人組の場所は、ドロモン海賊団。ボルガンの場所がシャバックか。ボルガンも向学心の強いキャラだしね。

 シャムス・マナリルの位置は、ヒックス・テンガ。ヒックスなシャムスも、テンガなマナリルも、何となくしっくり。
 ソフィアとノーヴァは、シドニア・バルカスの場所。もっというとフリード・ヨシノだったり、ヴィルヘルム・ミューラーだったりするのね。ミューラーさんというと、今回のリヒャルトの場所はムールゲント。ブチ切り強い設定は健在なんだけど、5のリヒャルトやゼラセみたく、ゲームバランスが狂うような強いキャラは今回出なかったなぁ。

 セクシーダイナマイツの地傑星はムバルさん。ムバルさんも確かに魔法使い系だけど、ジーンの後には弱すぎる。今回の左右の顔グラは単純に画像反転なんだけど、顔の向きが変わる度に左右が変わる片メガネは変な感じがしました。もうちょっと考えても。

 そして今回の赤青の地奇地猛は、メルヴィス・アスアド。コナミさん、ここだけは美青年設定を外さない。
 ダリオやガヴァヤと、フッチ以降は色物続きだった地微星は、今回タージで美少年復活。竜騎士団を追放されたフッチと、貴族の位を剥奪されたタージは、ある意味似た境遇なのかも知れない。
 サギリ・シグレやモンド・サスケの忍者スペースはサーヴィラ・リュキア。リュキアのリは♪リジットフォークのリー♪まぁシノビといえばシノビと言えなくもない。。
 キテレツ娘のメイベルの場所は5ではミアキス、2ではカレン。確かにちょっと変わり者達かなぁ?ミアキスは好きだったけど、メイベルはイマイチ。彼女の妄想癖も言ってみりゃ記憶改竄の被害でもあり、可哀想だとは思うけれど。
 シスカの地妖星は、覚えてないなぁ。ジョバンニとかマルロとか。いっそ歌姫アンネリーの場所かと思ったら、そこはラミン。確かにそこはラミン様だわ。
 あれ?窓職人トンガチヒはウィンドウの宿星じゃなかったのね。地図職人テンプルトンの地耗星。
 そしてホイやギョームやロイなど、コソドロ的立ち位置の地賊星は、ミュン・ツァン。本編では何だか可哀想になった。リウは嫌いじゃないけど、成り行きで長になった子供や団長に頭ごなしに説教されなきゃいけない立場とも思えない。

 2で好きなキャラにタイ・ホーとヤム・クーが居たんですが、このポジション今回はアストラシアの姫たち。鉄火肌も似合いそう。
 あれ?ヴァンサン・ド・ヴールのナルシストポジションは、今回ノフレトだわ。ノフレトは寧ろ、ミルイヒの場所のが似合うような。今回のソコは、良妻賢母のセレンママ。
 ビジュアルから、天暗星だと信じて疑わなかったロベルトは、実は地明星シーナのポジション。と言うことは文武両刀だったのかな?シーナの後がイクスじゃなくて良かったよ。イクスの意味がどーも分からん。ついでにモーリンもストーカーっぽくて怖いし、ヨベルも美形には見えない。
 今回うっかり玉の輿に乗っちゃったビュクセは、地平星。ここは一癖あって、首切り役人のキルケや、カーン。「ギチギチギチ・・・」と鳴くルビとか。
 あんまり好きじゃなかった天然娘ビッキーのポジションは今回ホツバ。役所からいけば妥当かな。キャラ的にはメイベルでも良いかも。
 設定的に面白そうだったルファは地異星。ただ、ロウエンとかシャルミシタとか、思ったより地味なポジションでした。


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 はぁ。語るだけ語ったらスッとしたにひひ

+ 男女の縮図を見た気がした。

 もう随分古いメモ書きが出て来たのでアップ。 sowju.com


 世界仰天ニュースという番組で、ロシアの元電気配線工が自宅の地下を掘り下げ地下室を作り、女性を監禁。縫製作業をさせ金を得、地下に蟻の巣状の巨大な王国を築こうとしていた・・・・・・というニュースがあった。


 最初の被害者は35歳前後の貧しい身寄りのない女性。

 収入も殆どなく、酒場で他人に酒や食べ物をねだる生活をしていた所を、犯人に目をつけられ、酔い潰されて拉致監禁される。


 最初の奴隷だった彼女は、地上に出る権利と地下王国でのNo2の地位と引き替えに、自分の友人を騙し、労働力として地下王国につれて来る役目を仰せつかる。

 監禁犯の男性1人に仕える奴隷として、30半ば越えの女性が3人。


 そこに20歳そこらの女性が加わったところから、状況は変わってゆく。

 最初の3人の30代女性の事は工員・労働者としか扱わず、逃亡の罰としては顔に滑稽な刺青を入れたり殴る蹴るを繰り返すなど、人として扱わなかった監禁犯が、20の女性は「女性」として扱い、別格の待遇を与えたからだ。

 王国の妃と、3人の奴隷。

 

 最初の被害者だった女性は地上では誰からも必要とされない存在だったから、友達を騙して築き上げたNo2の地位であろうと、それは彼女にとって心地よかったのだろう。


 お姫様の登場であっけなく崩れたNo2の位と嫉妬心。・・・・・・No2の女性は20才の女性に辛くあたり、監禁犯に謀反を起こし、惨たらしく殺されてしまう。


 残りの30代女性は、この20の女性を上手く使い、女性が監禁犯との間に出来た子供を出産する事を条件に20代女性を地上に逃がし、救助を呼ばせ、脱出・逮捕を成し遂げる。


 監禁犯は、自分が監禁犯である以上、この20代の女性から愛される事はないと考えれば分かる筈なのに、20代女性の色仕掛けと芝居にアッサリとひっかかり、逮捕され、裏切られたと知りつつも断罪される前に「それでも俺は彼女の事を愛していた」と言う。愛って一体なんなんだ?

 


 賢い女性と、そうでなかった女性の行動と結果の差を見ながら、いつしか私は話を「お局と新人OLのお話」に置き換えて見ていた。


 私の世代はまだ管理職の人間のほとんどは男性。「仕事がんばります」な人は、いつの間にか会社ではなく、職務ではなく、管理者の男性に傅く形になってしまう。自然と「**さんのため」という仕事以上の思い入れが出来てしまう。女性はその狭い世界に自分の居場所を見つけてしまい、そこに固執するという過失を起こし勝ちで。


 だけど女性はいくら貢献しても、**の右腕 くらいの立場にしかなれない。**の気持ち一つでどうにでもなってしまう立場。これは片思いに似ているかも知れない。


 そこで20くらいの若い女性新入社員が入ってきて・・・。

 「人材育成のため」など、色んな理由をつけた所で、男性上司の関心が「新しい若い子」に少し移ってしまったとしたら、その煽りは彼女を直撃する。キャリアが長いとは謂え、彼女には、20そこらの新人でも何とかなるような職務しか与えられていない場合が多い。そもそも男女問わず、会社にOnlyOneな立場など、ない。

 男性上司にしても、新しい若い女の子との時間はココロオドルだろう。

 「**の右腕」という立場があっけなく吹き飛んでしまった上、女としての尊厳ですらズタボロだ。

 この時の彼女の怒りや失望は、自分の立場や命への保身ですら凌駕するのだな・・・と思う。


 まぁそれは私の世代の女の話。今の女の子はもっと違った世界を見ているのだろうけれど。



 少女革命ウテナというアニメの「お姫様になれなかった女性は、魔女になるしかないんです」という製作者の言葉を思い出した。

+ ヘラクレスの栄光 魂の証明

 パッケージも地味、知名度もそんなに高くない、友達から教えて貰ったわけでもない。

 なのに1992年の私は何で買ったんだろう「ヘラクレスの栄光3」。

 以来、幻想水滸伝に並んで私の中のBestRPGだ。14年ぶりに新作が出たと知って、遅ればせながらプレイしてみる。


 薄めのドット絵に濃い色で輪郭を入れた、町やフィールドでのキャラクター達が独特。素人さんが作るアイコンとかって、こうなりがちだよね?と一瞬思いつつも、見ようによってはギリシアあたりの強い日差しを表現しているようにも見える。どうなんだろう。


 パッケージデザインやキャラクターのイラストは流石に今風。お約束の金髪長髪美形や、男装の美少女はさておき、ツンデレ幼女は昔なら居なかったキャラだろうな。

 イピクレスのビジュアルの扱いの温度差が気になっていたが、やはり役所的にもぞんざい。ヘラクレスのビジュアルと併せて、何だか別の人がキャラデザをやったかのように別ジャンル。もうちょっと他のキャラと合わせて、普通に美形にしてあげれば良かったのに・・・とも思う。


 話も王道で、ちゃんとギリシア神話のニオイが残ってる。ストーリーも分厚くて伏線もシッカリしていて、シリアスぶればその辺のメロドラマが2,30本作れそうな悲劇でありオオゴトなのに、どこかほのぼのとしていて、テンポが良くドライだ。これが「ヘラクレスの栄光」のノリなんだ。


 そして今までやったゲームの中で1,2を争う程の操作性の悪さを以てしても余りある、シナリオの良さだ。野島一成だもん。


 面白かった。お勧めですよ。


 

 ネタバレになるけど、主人公の名前、知らずに主人公の本名をつけてました。お父様らしき人が出現したり、話が進むに従って、ナンか鳥肌立っちゃった。

 大昔、カネテツのCMで「ヤサイフライ フライライラ・ラーイ」と情熱的に歌ってた、イカロス渡辺さんの事を思い出してたんですよ。CD出てたら買ったのになあの曲。

+ チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮


 ゲームとは関係のない、チョコボの動きに萌え悶えする。


 オープンカフェで放置されてる飲み物を飲む姿といい、滑り台で遊ぶ姿といい、シーソーといい、ブランコといい、自分の植えた花の前でジャンプして喜ぶ姿といい、水浴びする姿といい、一挙一動が殺人的に可愛くて、もういっそのことゲーム本編がなくても良い。


 ひきかえ人間の声が、メインキャラになる程鬱陶しかったのは、アイドル声優を使うからだろうか。シロマ(弥 海砂)のブリブリっぷりも鬱陶しいばかりかピュアさナッシングで腹黒に見えるし、クロマの舞台女優のような大げさな演技も笑える。

 ラファエロは声自体は違和感なかったが、エンディングの歌の素人臭さが。何なんだ、あの小節の回し方は。

 その点、名声優はハムスターのドル君。ジャンガリアンにしては図体がデカすぎるのではと思うが、「チュゥチュゥ!」だけの台詞でこれだけ癒してくれるので、良しとする。

 もういっそのこと画面の中には人間なんて居なくて良い。チョコボとジャンガリアンハムスターで大満足。


 簡単ながら一人一人の記憶を取り戻していくというストーリー構成も面白かったし(折角だからもうちょっと練って欲しかったが)、透明のジグソーパズルのピースが絶えず流れる画面も綺麗。


 そして試練のダンジョンが面白かった。特に「クロマの未来」。

 大抵のゲームは時間さえかければレベルが上がってお金も貯まって武器装備も大人買い出来て、極端な話Aボタン連打でもクリア出来る。


 だけど試練のダンジョンはレベル上限が固定、装備や道具の持ち込みも禁止。ちゃんと考えて作戦立てないと何時間やっても何回やってもクリア出来ない。久しぶりに緊張感を持ってゲームをした。

 ジョブは黒魔導師でマバリアしつつ、薬を投げまくって(睡眠薬とか忘れん坊の薬とか、弱い系の薬しか落ちてないんだ)至近距離で攻撃、SPはマバリア専用にして一体ずつ倒して何とかクリア。



 そんなクロマのダンジョンで使うジョブを育てていたら、断食道場での廃人プレイもあって気がついたらレベル97。

 本道に戻ってダンジョン「チョコボの記憶」に向かうが、このレベルでイルマのツメ、ヴォルグのクラ 双方+90だと、破壊神くらいならチョコボの華麗な蹴りだけでAボタン連打で楽勝。

 神竜だって「本の知識」+ホーリーの本で、ほぼ回復アイテムなしで楽勝。


 お気に入りジョブは、他のシリーズでは地味で終盤ジョブにはなり得ない「学者」でした。

 それぞれの効力をアップしてくれる「本の知識」「薬の知識」が意外と使えたのでした。

 「本の真価」は高位魔法のランダムだけど、攻撃魔法も補助魔法も混じってるので、結局使えない。高位魔法てココ一番でしか使わないし、ココ一番にランダム発動はねぇ。

 

 リアルタイムでFF1の頃から植松伸夫は神だと思っていたが、やっぱり神で良かったんだと再確認。

 よくぞこんな神曲達を、この数作ったものよ。

+ 断食道場

 2008-2009、友達と断食道場に行ってきました。


--1日目(到着日)-------------------------------
 15時過ぎ施設到着。出所まで手持ちのお金を全て預かって貰う。
 部屋が、建物がとても汚くて気が滅入る。
 部屋を開けた途端の臭いが強烈。

 埃っぽいというか、暖房器具に埃が焼き付いたような匂い。個人的には物凄くイヤ!という臭いではないが、湿度も高く、結露も凄い。余計な所を見ないように、触らないように、つい縮こまってしまう。
 【夕食】16時に三分飯を食べる。
 19時よりお風呂。お風呂も汚い。
 21時就寝。


 初日だし夕食も食べたので、勿論余裕。
 思い出したように、「食べ物しりとり」をする。友達と2人、どちらかがその時食べたいものを言い、そこから繋がってゆくのだが、この食べたいものの変遷が興味深かった。 
 1日目、デフォルト状態の私の食べたいもの→焼き肉 モツ鍋
 「出さないまま断食に入ると、頑固な便秘になる」とのことで、下剤を貰う。効いたのか効かないのか、翌日夕方、出る。初下剤。

--2日目-------------------------------
 朝7時起床。
 片道20分ほどかけて近くの山に上る。いつもより少し疲れるような気がするが、普段と体調変わらず。山頂は絶景。
 【朝食】10時、味噌汁の上澄をいただく。
 昼過ぎ、1時間ほどヨガ。
 先が長いと思うからか、空腹感はない。
 持ってきた雑誌を読み尽くしたので、施設内の書架を漁る。
 私はこういう場所から掘出し物を探すのが苦手なのだが、友人が得意なので、その子の選んだ本から数冊読む。
 懐かしの倉橋由美子が収穫だった。リアルタイムでは翻訳者として好きだったが「大人のための残酷童話」の大ヒットで「何を今更」と醒めてしまって以来。
 久々に読むと、やっぱこういうテイストは好きだ(が、友達は捻りが足りないと言っていた。短編に求めるものが違ったんだろうな)。
 【夕食】16時 出汁かたくり
 途中から吐き気がして食べれない。


 部屋の通気性が悪いのもあり、臭いが消えない。水を飲むが出汁の味が口から消えない。
 20時ごろから頭痛。貧血時のような頭の痛さ。
 普段、甘いものに興味がないのに、食べ物しりとりに「スタバのレモンケーキ」「ステラおばさんのクッキー」が出てくるようになる。
 既に頭の中で「あと**日」と秒読みに入る。先の時間が無限に感じられる。
 21時就寝。

--3日目(大晦日)-------------------------------

 朝7時起床
 頭痛はマシになったが、今度は友達が頭痛。ということは一般的な断食の症状なんだろうな。
 近所の神社に出向く。
 やたら疲れる。いつもなら何て事のないような階段で息切れがする。ふらつく。
 【朝食】10時、味噌汁の上澄みをいただく。
 不味く感じる。部屋の臭いも気分が悪い。
 寒いのと、絨毯が汚いのとで布団に入って(シーツは一応洗ってあるので)、テレビの音声のみ聞きながら(故障して画面が映らない)、ダラダラと寝る。
 時間が経つのが遅く夕食の時間が早いので、感覚的には2,3時間ズレている。「もうそろそろ18時かな?」と思う時点で、15時ごろだったり。
 
 【夕食】16時 出汁かたくり
 気持ちが悪くて食べれない。お腹は空いているのだが、「これ以外のものなら、食べれるのに」と思う。ニオイが耐えられなくて、半分残す。

 3日目のしりとりワード「もなか」「バウムクーヘンの縁の砂糖のカリカリ」「角砂糖1つ入れた紅茶」が出て来る。そんなしりとり、どないやねん・・・という反論はナシ。
 不思議な事に、カラダが求めるのは「もなか」であり、「しるこ(友人のしりとりワード)」ではなくて。それは「バウムクーヘンの縁のカリカリ」であり、「カステラの底のジャリジャリ」ではないのだ。深いな。

 最早お風呂に入る元気もなし。水分の摂った量に比較して、トイレが良く出る。昔、脂肪は分解する時、ガスと水分になると聞いたような気がするから、少し期待。
 夜はシッカリ眠れるので、毎日就寝時間が来るのが待ち遠しい。
 私好みの本も読み尽くしたので、ニンテンドーDSでチョコボの不思議なダンジョンを始める。
 注意力が散漫になっているのか、信じられない所でゲームオーバーになる。気付けばレベルばっか上がってた。
 枕元の携帯を取ろうと半身を起こしただけで、目眩がする。メールを打つのがしんどい。
 21時消灯。

 あまりにも年末の自覚がなさすぎるのも勿体ないので、紅白をつけっぱなし(音だけ)で消灯。
 「明日の今頃は、"翌日にはもう自由の身!"と言って浮かれてるのかなぁ」と話す。何だか修学旅行みたいだ。
 24時ごろ就寝。

--4日目-------------------------------

 朝7時起床
 頭痛は殆どなし。
 初日の出を拝みに近くの神社へ。
 本殿への階段が昨日より堪える。登り切っても、動悸が止まらない。立っているだけで息切れがする。一度座ると、立った時に重い目眩。もちろん急に立ったりなどしていない。目眩や立ちくらみの質も普段と違う。
 【朝食】10時、重湯 うめぼし
 目先が変わったので少し気持ち悪さが薄い。
 不思議な事に、少し身体が軽くなったような気がする。
 でんぷんから糖が摂取出来たのか、しりとりワードが一瞬だけ「カツカレー」になる。カツもカレーも、別に好物でも何でもないのに不思議。
 DSの電池もなくなり、する事もなく思考力もないので、初 携帯アプリ。なつかしのFF4 dayAfter。「うわー、携帯なのにちゃんとスーファミみたい」と盛り上がる。ゲームをしない友人にちょっと悪いなとも思いながら。
 【夕食】16時、重湯 うめぼし
 やはり気分が悪いので、半分残す。
 「解放前日だからって浮かれるどころじゃないねぇ。まだまだ先が長いねぇ」と言いつつも、翌日の帰路のシミュレーションをする。
 朝ご飯が出たら速攻施設を出て、どう電車を乗り継いで、どこで買い物して・・・。
 復食として、残りの正月休み、ダラダラと具を足しつつ野菜鍋でもしようかと思う。でもカツカレーへの熱望は、消えない。

 21時消灯。翌日出所の為、所持金を返して貰う。
 
--5日目-------------------------------

 最終日
 朝7時起床
 所持金が返って来たので近くの神社へ初詣。
 お賽銭をしたり、お線香を立てたり、おみくじを引いたり。
 【朝食】10時、三分食(お節)
 3本ほどの叩きゴボウが、食べ応えある。
 3匹ほどのゴマメで、何だか元気が出る。
 栗きんとんは、思ったほどカラダが反応しなかった。あれだけ「甘いもの食べたいモード」だったので、五臓六腑に染み渡るというヤツかな?と思ったのだが。
 お雑煮は、出汁かたくりのトラウマのせいか、匂いでアウト。

 食後、部屋で荷物を纏めて、施設を後にする。


 手ぶらで近所の神社へ行くだけで息切れがしていたので、ちゃんと帰れるかどうかが心配だった。
 最寄り駅までは神社の5倍程の道のりだ。5日分の荷物も元気な時でさえ重い量。

 それが小皿一杯分ほどの食事をしただけで、普段に近い形で動けるのがびっくりした。消化吸収ってそんなに早くないだろ!と思うのだが。

 一度家へ荷物を置いてから、食材買い出しに。だけど流石に小皿一杯分、途中で電池切れになり、気分が悪くなる。
 自宅へ帰る。
 匂いのしない部屋というだけで、随分解放された気分になる。

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 体重的には-3キロだけど、翌日に0.8キロ戻り、その翌日に0.8戻る。その翌日に0.3キロ。5日くらいかけて、見事に元に戻る。

 断食は抜きにしても、胃が小さくなって食べる量自体が少なくなっているので、痩せても良いはずなんだけど。

 思い当たるのは、断食中に筋肉も落ちてたんじゃないかって事。断食明け通常の生活に戻った時に、軽い筋肉痛になった。


 肌の調子は、歴然と良い。食べない事でこんな調子が良くなるなんて、生物としてどうなのかと思う。ただ、5日間、腐る程寝ていたのも原因の一つかも知れない。



 「出汁かたくり」については、ちょっとしたトラウマで、今はまだ撮ってきた写真を見ただけで、想像しただけでニオイが蘇り、吐き気がする。

 

 おなかがすいたら、どんなものでもガツガツ食べると思っていたが、どうやらそうでもないらしい。


+ 2008年見たDVD

【主人公は僕だった】

 トゥルーマン ショーと同じく、この手のネタは好きだな。運命や人生の収支まで、あまり辛い事がおきないように誰かに管理しておいて欲しい・・・神様は居て欲しい欲求があるからだろう。


【NIP/TUCK マイアミ整形外科医】

 ストーリー以前に手術シーンの「気持ち悪い」が勝ってしまった。他のどこの部位より、顔のスプラッタは見てて痛い。


【それでも生きる子供たちへ】

 異国と異文化を感じた。

 やっぱり苦手なジャンルだわ。

 「為さぬ善より為す偽善」は座右の銘だけど、私は未だにお金を払うという形でのボランティアとの良い付き合い方を、見つけれていない。なので、必然的に海外に対するボランティア経験はゼロだ。

 加えてホラ、何てぇの??J-POP歌手ってちょっと売れ出すと調子に乗って「**(貧しい国)の子供達の瞳。なんて澄み切っていて美しい魂たち。それに引き替え僕らは汚い。そして何もしてあげれない。嗚呼なんてちっぽけな僕ら」的な歌を出しちゃってた時代があって。

 何かイメージ悪いんだよなぁ。


【イタリア的、恋愛マニュアル】

 「しゃらくせぇ!」と最初の30分で電源ブチ


【地球へ・・・】

 何度か映像化されていて、比べてみると色々と面白い。


【デスパレートな妻たち シーズン3】

 シーズン3まで見ている人にアンチ スーザンが多かったのは、そういう事だったのか。薬でもやってるのかあのワケの分からない言動は・・・とか思いつつ、シーズン3の後半って、キャラの言動にアラが目立たないですか?

 駐車場内の駐禁切符を破り捨てまくりながら「私は市長の妻よー」をやらかしたガブリエルといい、足しか引っ張らないトムといい、みなさん人が変わっててビックリ。

 逆にブリーの息子がマトモに見えてきたりして(笑)


【サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ】

 薬って凄いなぁと思いつつ、未だにディベートというと悪印象しか持っていなかったり。 


【魍魎の匣】

 美少女2人の設定や雰囲気がちょっと不服。この2人の関係に「面皰ごときで失望して殺したくなる」程の格差も執着も感じなかった。でも2時間で纏めるなら仕方ないかな。

 中国で撮影したという風景が、ファンタジックで良かった。特に京極堂の書店を上から見下ろす図。凄い建物、風景じゃないスか。

 京極堂の仲間達の絡みも、もぉ、仲良さそうで良いのよ!各種美中年が和気藹々と。


【スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師】

 海辺のピクニックのシーンも、流石にセンス良いですね~。ジョニデ、気違い帽子屋も期待してます。


【BOYS LOVE 劇場版】

 一度正式なBoysLoveを・・・と思い、リサーチの上レンタル。

 「妄想で良いの妄想で。そのものズバリを見たいわけじゃないの!」と、心の中で叫びながらも、ラストまで観ました。

 同じく「全寮制の男子校」なら、恩田陸のNeverLandのが全然萌えたなー。

 演技も学芸会並、ルックスもイマイチ、ストーリーもプロモ状態。

 同じプロモでも、アントニオ・バンデラスのデスペラードくらい格好良くてフェロモンむんむんなら(好みなんです放っといて下さい)全然OKなんだが。


【OUT】

 原作だと、それぞれ哀しかったり切実だったりする女性達が、映画は「考えなしのオバカ女のドタバタ劇」。

 弥生に至っては、人格すら破壊され(あんなDQNキャラじゃなかった)、他人に死体押しつけといて自分は昼間から酒飲みながらレディコミ読んで「カップラーメン伸びるからもー電話切っていーですかぁーー?」と言うような奴だったら、そもそも誰も死体処理なんか手伝わなかっただろうよ。その時点でテーマが大幅に変わってる。

 雅子も切れ味が鈍るというか、カリカリしてる割には詰めが甘くて、映画自体も突っ込み所満載。
 そんな死体の運び方で目撃者が出ないわけないだろ とか、包丁で上から押しただけで首が落とせるわけないだろとか本当に。

 久々に女性として共感出来る原作だったのに、ちょっとイヤな気がした。登場人物の設定をオバカにする必要って、どこにあったんだろう?

 

【L change the WorLd】

 原作の設定が滅茶苦茶じゃん!

 ワイミーズハウスは日本にあったのか?
 そしてニアは、タイ人だったのか?とゆーか、あの小汚いアジア小僧がニアってか?
 話のオチよりも、そっちの方に絶叫してました。何て事してくれたんだ映画版。西原の「ぼくんち」以来の勝手設定。


 でもまぁ名前の所以について「助けるべき人の"側に"居れるように」は、ちょっと良かった。

 話の筋としては「困ったキチガイが居て、振り回されちゃった」というお粗末。


【ヴェロニカ・マーズ】

 「子猫ちゃんの探偵ごっこ!」という形容が一番合ってると思う。

 ヴェロニカの年齢なら、もしくは私が男なら見ただろうけど、わざわざ見る程でもないかな。


【秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~】

 2008年のこと に書いたけど、前作の方が面白かったなぁ・・・。

 バカバカしさと、クレバーさのバランスが狂ってきたというか、ネームバリューに従って、何でもありの身軽さがなくなってきたというか。


【ファミリータイズ】

 愉快なシーバー家と間違えてレンタル。

 だけどこれも昔、観てたので懐かしい。マイケルJ フォックス演じる守銭奴アレックスが良い味出してる。

 「バクロ!愛人不法所持 」など、無理矢理突き抜けたようなサブタイトルに時代を感じる。


【グローイング・ペインズ 愉快なシーバー家】

 最終シーズンだかに、子役時代のディカプリオが出ていてですね!これが可愛いの何のって!!

 再度見たかったんですが、まだシーズン1しかDVDになってないそうです。

 ついでに「Growing pains」→成長してゆく痛み というホロ苦いタイトルなんだと思ってましたが、「情緒不安定」という意味だったのですね。


【ハードキャンディ】

 内容が思い出せず、ついタイトルからホモ映画かと勘違いしてしまい・・・てへっ(*'-'*;

 んーー。猟奇な思春期ヒロインのIQの高さや美学など、掘り下げたい人は喜びそうだけど、好きなジャンルじゃなかったかな。

+ 2008年のこと。

・3月父入院。11月他界。
   元々多く喋る人ではなかったが、土日は病院の個室に入り浸り一緒にすごした。
   手伝いや、看病を「させてもらった」と心の底から思う。あの8ヶ月は、周囲の人間の為に父がくれた時間だったんだ。辛かっただろうに、8ヶ月も別れるまでの猶予をくれて有り難う。
・最後の家族旅行

   数年前にデジカメを買って嬉しがって撮りまくった写真や、携帯カメラで何気なく撮った写真がこんな宝物になるなんて思わなかった。
・6年ぶりに車の運転

   自分の運動神経を全く信用していないのでドキドキしたが、運転席に座った途端色んな感覚がフラッシュバックのように戻って来た。
   若い頃覚えた事って、忘れないものだなぁ。

・家庭菜園放置

   それでもアスパラガスは健気な3年目。
・マンションの理事会

   処理能力やレベルの高い人ばかりで良い経験になった。

   賢い人間は自信もあるし折衝能力も高いので、喧嘩をしないのだ。このマンションで良かったなぁなんて思う。

・山口瞳 桐野夏生
・歩きの会は2月で休止。2009年はバリバリ歩く予定


・2月伊勢旅行

   1日目外宮→月夜見神社。宇治山田の大喜で伊勢エビ。伊勢エビって大きく見えても食べる所ちょっとやん!四季倶楽部の国民宿舎泊

   内宮→猿田の彦神社→月讀神社。月讀神社は何度行っても好き。

   大雪が降って同行者は嫌がっていたが、私的にはとても嬉しかった。景色が綺麗なの何のって!

   おかげ横町は1000円そこらで楽しめる。

・3月 城之崎温泉旅行

   旅行友達のツボは、ミーハーで、ゲテモノOKで、胃袋のサイズが似ているか自分以上であること。
   折角なのに「なんかやめとく」「それ嫌い」「もうおなかいっぱい」では詰まらない。

   迷ったらやっとけ!迷ったら食っとけ! 

・桜を見に行く

   天国のように綺麗なスポットを見つけた。来年も行きたい
・桜ライトアップ

   お好み焼き食べて帰る

・ツツジ

   正直、家の事が気がかりだったのであまり覚えてない(^_^;

   ツツジ自体も小さい頃イヤという程生えてたから、わざわざ見に行くものでもないよなぁなんて思いながら。

・フロッグマン イベント

   「私を愛した黒烏龍茶」を見る。「狙いすぎだろ」と思った博士のチャールストン。狙い道り瞬殺で萌死。

   作風がちょっと理屈っぽくなってきたのが気になる。ネーミングライツのタイトルも、ネーミングライツというだけで終わってた。パジェットゲージやプロダクトプレイスメントは、ネタとしても滅茶苦茶面白かったのに。

   総合的に前作のが面白かったかな。

・PC(マザボとケース)新調。外付けハードディスクも購入。

   15000円弱自己投資。商売道具だもんな。

・windows2000に別れを告げる

   XPが出た頃、「もう本当にどうしようもない!終わってる!」と思ったものだが、今は快適。

   ビスタが落ち着く日は来るのだろうか。

・YahooADSLにも別れを告げる

   いやまぁ、サポートの対応だとか、色々と。

・バーミックス購入。株暴落

   バーミックス未使用。ほうれん草インドカレーとか、作りたいものはいっぱいある。

・日帰りバス旅行

   楽しくて、添乗員さんもアタリで、お得だった。

   霊場でハーキマーのブレスレット を紛失する。

   同じ店で新しいものを購入するが、インクルージョンだらけの黒々としたものが送られて来てショック。返品交換して貰う。

   新しいものは、紛失したものに比べると一つ一つの石が大きくて、グレードは少しだけ低め。

   ハーキマーってファイナルファンタジーのクリスタルの形に似てる。

・ベット購入

   寝室が変形なので、ベットを置くのに一番良い場所が、縦2メートルジャスト。

   宮付きのものはムリなので、足つきマット購入。

   誂えたように部屋サイズにピッタリで、寝る場所が少し高い位置にあるというのは、ちょっと嬉しい。

・DS購入

ドラクエ4

レイトン教授と不思議な町

   レイトン教授、面白いほどサクサク解ける。

   子供の頃愛読していた「頭の体操」の多湖輝監修なので、大抵の問題は解き方を覚えているのだv

   でも「箱入り娘」解けませんでした(T^T)

FF3

   病院の個室で入り浸っていた時、暇つぶしに。

   携帯サイトで攻略法検索したり。ヤな思い出なのか良い思い出なのか、分からない。ただ、忘れたくない懐かしい思い出。

   それはそうとホントのホントのオリジナル版も出して欲しいと思った(中断機能だけは健在で)。曲のアレンジとか、前の方が良かったのが多い。


 これだけ色々あっても、やっぱり年末には「今年もあっという間だった」って思うんだなぁ。

 「あっという間」と「何もせず終わった」とは全くの無関係。

 


2009にしたいこと

・実家に定期的に帰って、車の運転ももっと出来るようにならなきゃ。取り敢えず月一で他県の山まで水を汲みに行き、1~2ヶ月に一回くらいで他県の親戚の家に遊びに行ければなぁと思う。

・歩きの会復活

・山菜堪能


  あら、私って無欲だわ(笑)