この二年ほどで日本酒の好みが恐らくは加齢による味覚変化によるものでしょうけれど随分変わって来て、日本酒度-20とか30の激アマばかり飲んでいたのが、いずれかと言えば辛口のほうに昨今寄って来ています。
とは言え、生酒派なのは相変わらずですが、長年モヤモヤしていた生酒奉献の問題が解決しました。
答えは簡単、生酒を奉献して直ぐ引っ込めるという至極単純なもの。
或る人に教えて貰ったのですが、神様や御眷属は奉献された日本酒を物理的に召し上がる訳ではない為、御神前にお供えして其の場で開封すれば事は一瞬らしく、そのまま持ち帰れば良いとのこと。
なんだ、そんなことかと言われるかもしれませんし、そんなのとっくに知ってるもんねーという人もいらっしゃるかもしれませんが、万一腐った生酒のおさがりで腹を壊す氏子仲間でも出たら大変と思っていた私には、まさに一筋の光明なのでありました。
それに、どうも開封しないとあちらの存在も受け取れないらしく、未開封で置きっぱなしにするより、神前で「めしあがれ」と開封してあげるほうが良いとの声も。
しみったれたソワカ嬢は、あんまりお高いお酒を奉献するのには抵抗がありますが笑、これならどうせ自分が後で頂くのですから、それなりのお酒を持参したとて、勿体ない等と思うこともありません。
自分が普段飲む、身の丈に合ったお酒を持って行くのですから、ワンカップのようなタダでも要らないようなのを奉献するのとも異なります。
同じ生酒派、或いはシミったれの同志諸君(?)向けに書いてみた記事でした。