先日、さる高名なヨーガと占星術の大家の先生に、お世話になったささやかなるお礼として、そわかマーラーをお贈りすることにしたのですが、この大家先生、ルドラクシャのコレクターでもあるそうで、ご自宅はルドラクシャで溢れていると専らの評判につき、金剛菩提樹のものをお贈りしても余り意味がなさそうだし、かといって、天竺菩提樹は自身の経済状況を考えると贈り物にするのは難しい、さりとて、男性にローズクォーツもどうかと思う・・・。
お金に対する執着がありそうにもお見受けしないのでイエローオニキスも…、と思案に試案を重ねた結果、紫檀みかん珠に赤メノウを組み合わせたものを作ってみることに。
実は、相性的には紫檀と赤メノウってそれほど良くないので、定番アイテムには取り揃えていないのですが、この時は、不思議とこの組み合わせが意識に引っ掛かってきました。
インド式は片房なので、組紐房にしてみましたが、よく考えると曹洞宗の数珠から銀環を除いた仕様なのでした。
でも、みかん珠って真言宗だよなー普通、と思って調べてみましたら、曹洞宗のみかん珠も売られてはいるようです（でも見たことないですね。曹洞宗がマイノリティだからかもしれませんが）。
下品なテカテカラッカー仕上げではなく、艶消しにするのがそわかのコダワリなのですが、まずまずのものになったと思います。
ただ、ビジュアル的には紫檀に赤メノウは色味的に埋没しがちなので、ここはアベンとかが好きかな、個人的には。
或る方を介して届けて頂いたところ、最初は熱感や頭痛があったそうですが、翌日にはそれなりに馴染んで来たと伺い、安堵。
そういえば、最近、曹洞宗のお坊さんから矢鱈お漬物をもらうのですが、今度何か数珠でもプレゼントしてみようかな。